■北朝鮮アリラン祭　DPR KOREA ARIRANG MASS GAME 北韓阿里郎表演

北朝鲜・朝鲜民主主义人民共和国　Democratic People's Republic of Korea　怎么走・行き方・Access
交通：中国金橋旅行大連公司のツアーを利用
平壌の地図；map

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北朝鮮旅行参加に当たっての注意事項

아리랑　アリラン祭　入場料；VIP席300ユーロ、１等席150ユーロ、２等席100ユーロ、３等席80ユーロ
※9月：1ユーロ→\100-

URL;YOUTUBE動画　 Wiki 　百度

綾羅島メーデー・スタジアム

魔女ミラーカの鏡＊雅日記＊Ψ(ФωФ)β-北朝鮮アリラン祭　ARIRANG MASS GAME 阿里郎

北朝鮮の空港に着くと、8月中に行われるアリラン祭りは毎日ではなく、
日程的に今夜しか見られないと言う事で、空港からアリラン祭りの会場まで観光バスで直行した。

空港から15分ほどだったか、それほど遠くはない会場に到着すると、やや赤い妖しい月灯りの下、
軍服を着た出演者が整列して歩いていたり、音楽をかけた巨大な噴水が出迎えてくれた。

10万人が参加する朝鮮お得意の集団体操（踊り/人文字）。

バックスタンドの絵は万景台（マンギョンデ）　故・金日成主席の生家

韓国語を勉強していたら、バックスタンドに書かれた文字の意味が分かり、もっと楽しめると思うが、
とにかく世界最大のスケールに圧倒される

アリランの物語の意味は、日本語Wiki には載っていませんが、百度（中国語）に記載されていました。

ガイドのキムさん（通称・弟）の解説によると
アリランは「阿里郎」と書き、阿…感嘆　里郎…リさんという意味。

リさんは1年の出稼ぎ（出征？）で家を空けるが、
その間、美しい妻が不貞を働いたという噂が流れていた。

妻を信じられず、夫は家を出て行ってしまう。
嘆き悲しんだ妻は自殺をしてしまう…という悲話。

アリラン祭りではその物語をベースにしている

金正日の死を嘆くシーンや金日成・生誕100周年記念の年とあり、バックスタンドに数字も入っている

鶴や紙ふぶきが舞う美しいシーン

子供たちが午前中勉強した後、毎日午後、半年間練習した組体操

かなり厳しい練習を重ねたと思われる整列振り

なんでも聞いた話によると、本番前の練習と公演終了までの約4時間、
子供であってもトイレに行けないそうです。

食糧さえも不足しているとなれば、おむつ支給はありえず、
笑顔で踊るその裏には厳しい現状が隠れている。

伝統的な踊りも披露

バックスタンドは約2万人が巻物のようなものを持って絵を表します

北朝鮮の旗がなびくシーンは圧巻

一瞬のうちに絵が揃う

党創建記念塔やチュ・チェ主体思想塔にもある、
労働を表す金槌、勉強を表す筆、農業を表す鎌を模したシーン

アップで見てみるとこんな感じ

人間ピラミッド

会場のあちこちで人が飛ぶシーンが凄かった…！

中朝交流の踊り
バックスタンドの文字は「中朝友谊深远流长」「富强繁荣的社会主义中国为你祝福」

パンダのゆるさ加減に萌えるｗ

農作物の豊作の祈願なのか、この林檎のゆるさもやばかったｗ

このアリラン祭を見るだけでも北朝鮮に来る意味がある。本当に素晴らしかった！

農業国として、この踊りをメインに国策を打ち出せば、プラスイメージになるだろうに、
負の遺産が多すぎて、素直に芸術を楽しめない心もあった。

マスゲームが素晴らしければ素晴らしいだけ、軍事的な規律をすりこんでいるような切なさが漂う。

街を歩くと僧侶のようにも見える、静かな市民の姿。
それも日本や中国の自分がいる街と比べてしまうから、そんな風に感じるのかもしれない。

自由や夢とは何か、何が幸せなのか、ただその姿を見るだけで考えさせられる。

旅は始まったばかりだけど、心から楽しんではいけない気がして、
どこか観察者になってしまう自分がいた。