GWの後半は 来客があったり一人暮らしをしている父の家へ掃除に出かけたりと 毎日がいそがしい。


ところで 前半に行った東北旅行の続きを書き残しておきたい。


最近 年のせいか忘れっぽくなり 早く書き残しておかないと旅行のことも忘れてしまいそうあせる


さて弘前公園で桜のつぼみ(涙)と岩木山を堪能した後 ずっと行ってみたかった岩木山神社へ参拝に行った。


岩木山神社は 今から約1200年ほど前に 岩木山山頂に社殿を建立したのが始まりとされている。


もともと岩木山は陸奥津軽の開拓の神、農海産物の守護神、また祖霊の座すところとして崇められていたそうだ。



ミリアンの雑記帳


参道を登ってくると見えてくるのが「楼門」


朱塗りが鮮やかな門。ここを抜けると「拝殿」がある。


途中でとっても可愛い狛犬を発見!


左右の門に一匹ずつ張り付いていらっしゃるのだが なぜか向きがそれぞれ違っていた。


ミリアンの雑記帳


ミリアンの雑記帳


お賽銭の小銭が さかさまになった狛犬はお尻の上に、そして もう一匹は頭の上にあげられていた。


私が思う「可愛さ」にぴったんこハマッタ狛犬ちゃんたちだったラブラブ


さて、拝殿で参拝を済ませ 祈祷を頼む以外 行くことができない奥の本殿を 

拝殿からのぞいていたところ 突然 薄暗い拝殿の中に人の気配を感じて驚いた。


そちらを見ると なんと神官の方がひとり座っていらした。


薄暗かったうえ、前方にある本殿ばかり気にしていたので 人がいるなんて全く気がつかなかったわ。


しかし とても親切な方で岩木山神社について質問したところ とても丁寧に教えてくださった。


私は岩木山そのものがご祭神だとばかり思っていたのだが 

実は顕國魂神(うつくしにたまのかみ)をはじめとする

5つの神様が祭られているのだとか・・・


そして 神官の方が「ほら、そこに・・・」と指をさした方を見てみると 

それまで気がつかなかったのだけど 

拝殿の壁一面に大きな大黒様(顕國魂神)の絵が描かれていた。


しかし ここから大黒様とのご縁ができたかのように 

行く先々で大黒様と出会うことになった。


この日 泊まった宿は十和田湖のほとりに立つ湖秀亭


こちらのホテルは 建物も古めで大浴場も内風呂のみで露天はないのだが 

食事がとっても豪華だった。


残念ながらホテルの写真は取らなかったのだけど 

泊まった部屋に入った途端 

目に入ったのがこれダウン



ミリアンの雑記帳


下にいらっしゃるのは恵比寿様だが その上にいらっしゃるのが大黒様。


さっき岩木神社で大黒様に会ったばかりだったので 

偶然にしても嬉しかった。


そして 翌日も大黒様に出会うことになった。



ミリアンの雑記帳


ちょっと若々しい大黒様ですな。。。


この大黒様は 今年 青森県五所川原市が出す「ねぷた」

に描かれていた。


そのねぷたがこちらダウン



ミリアンの雑記帳


写真では 圧巻な姿を伝えられないのがとても残念なのだが 

なんとこちらは23メートル、ビル7階の高さがあるというもの。


今はまだ資料館の中で展示され 夏のねぷた祭りの出番を待っている状態

だそうだが 本当に鳥肌が立つぐらいすばらしいものだった。


ぜひねぷたの時期も来たいものだ。



おまけ



ミリアンの雑記帳


これは三内丸山遺跡


5000年ほど前 このあたりに住んでいた縄文人の住まいを 

発掘された遺跡を元に復元している。


今より気候が暖かく海も近かったそうで 縄文人たちは木の実を食べたり 

魚介を採って生活していたそうだ。


女性用のイヤリングや髪飾り、美しいヒスイの玉などが展示され 

当時の人々の暮らしに思いを巡らしてきた。



東北は帰ってきてから またすぐに行きたくなるような場所だ。


たぶん 私の祖母が青森出身だったり父方、母方 

それぞれに東北出身の先祖がいるからなのかもしれない。


今度は ぜひ被災地にも足を伸ばしてみたいと思う。