「金魚の糞 3」桜田雛 | 見たり読んだり

見たり読んだり

野球、漫画、小説、テレビの感想など。ネタバレありなのでご注意ください。
思いつくままに記憶を頼りに書くことも多いので、間違いもあるかも。そのときはすぐに修正します。

金魚の糞 3 (フラワーコミックス)/桜田 雛
¥420
Amazon.co.jp


長くは続きそうにない?


祖父を殺した金魚は、殺害に使用したカッターの刃がないことに気づく。一方菊吉は、自分の生い立ちを知ってしまった。そして、何事もないまま3年の月日が流れる。高校を卒業した金魚と菊吉。母がクリスマスに食事をしようと言ってくる。は、金魚にプロポーズするのだが。


急展開。

誰がおかしいの?と言いたくなる、そんな展開。


まず、金魚と菊吉が双子だという…。でもって、母親は菊吉が義母だと思っていた女性で、父親は誰だかわからないという。義父と思っていた男性は、義母ラブでそれゆえ彼女の子供も育てていただけ。そして、菊吉は自分の育ての母の死についても疑問を持ってしまった。

自分の育ての母は、産みの母に殺されたのではないかと。


若い2人の愛だの恋だのより、年配の2人の愛だの恋だののほうが恐いよ。

ずっと普通だと思っていた義母が危ない人で、少々怪しげだった義父も危ない人で。愛って何だ?と思ってしまうというか、それは愛なのか?と言いたくなるような。


おまけに最後の最後に、義母が事故で危ないと。

4巻が楽しみっちゃ楽しみだけどさ。