BOOKOFFの105円コーナーにあり、ついつい、
1冊だけ購入してしまった「王家の紋章
」。
- 王家の紋章 (1) (秋田文庫)/細川 智栄子
- ¥610
- Amazon.co.jp
細川智栄子・芙~みんの漫画作品で、
小学生の頃、けっこー夢中で読んでいて、
久しぶりに見ても、あまり違和感なく、ついつい購入
以前読んだことがあるので違和感はないものの、
漫画手法(?)としては、古い感(昭和のニオイ?)は否めないですが、
まあ、現在も連載中なので最新巻は違うかもしれないですね。
いずれにしても、絵は美しい
この漫画で古代エジプトに興味を持った人も多いと思う。
エジプト考古学者の吉村作治 さん
「エジプト考古学を勉強したいと私の研究室にやって
来る人のうち、女の子は『王家の紋章』の影響を受けて
いる子が多い」と解説文を寄せている。
一応、あらすじは下記の通りです。
現代と古代をタイムスリップしている時が面白かったな~。
あらすじ
アメリカ人で16歳の娘、キャロルはエジプトに留学中で熱心に考古学を学んでいる。
ある日、リード家が(主人公:キャロルの家。彼女はアメリカ大富豪の娘)
アイシスの弟のメンフィスの墓を暴いたため、
キャロルは下エジプトの女王であり神殿の祭祀でもあるアイシスの呪術により、
古代エジプトにタイムスリップしてしまう。
古代エジプトでのキャロルは、金髪碧眼に白い肌の容姿と21世紀の
人間としての知識や考古学の知識が古代エジプトの人々の耳目を集め、
尊い予言を語る「ナイルの娘」「黄金の姫
」と謳われあがめられるようになる。
古代エジプトの若き王メンフィスに見初められ、
画像拝借。メンフィス王。凛々しく美しい。
やがて2人は愛し合うようになるが、
キャロルの存在を憎むアイシス一派や、現代人の英知と可憐な容姿を兼ね備えた
キャロルの奪取を狙う諸国の王族が2人の間に立ちふさがり、数々の危機に直面する……。
大人になって、冷静に考えると、、、
ツッコミどころ満載のストーリーですが、
時空間を異動できる壮大さ、
古代エジプトという神秘の魅力、
現存するエジプトのピラミッドや遺跡のリアリティが
わかせる想像力の源泉への刺激、
などなど、少女漫画の王道ストーリーでありつつ、
なにやら高貴な雰囲気を漂わせている不思議な漫画です。
おお母なるナイルよ
幾世紀をへて・・・・・・・・・・
なお水青く
満ち満ちて流れる・・・・・・・・
おお御身そは
生命をさずく
・・・緑の流れ・・・・・・・・・・・
久遠に流れる
母なるナイルよ
わがエジプトは
永遠に・・・・・・・・・・
御身の流れと
ともにあり・・・・・・・・・・・