晴れわたる空の下、
大阪女学院の保護者説明会+体験授業に
参加してきました。
JR「玉造駅」から徒歩8分、
地下鉄鶴見緑地線「玉造駅」からは
徒歩3分という立地。
大阪市内在住の方であれば、
通学するのは大変便利な場所に
大阪女学院はあります。
![大阪女学院2](https://stat.ameba.jp/user_images/20150613/18/miraimirai-jp/89/d0/j/t02200165_0640048013336059772.jpg?caw=800)
敷地面積は広くないものの、
緑があふれるキャンパスには
日本の西洋建築史に大きな功績残したヴォーリスの
設計による校舎とチャペルがあることで有名です。
![大阪女学院4](https://stat.ameba.jp/user_images/20150613/18/miraimirai-jp/ba/06/j/t02200293_0480064013336059774.jpg?caw=800)
施設としては、立派な大学の図書館を利用可能、
また電子黒板の導入などを順次進めています。
中学校3年間はコース別をとらず、
高校入学時に下記の3コースの進路へ。
・普通科文系コース
・普通科理系コース
・英語科
昨今の私立中学では珍しく
入学時のコース別を行っていません。
中学3年間での学びを通して、
子どもたちの適正や関心を見極めたうえで、
進路を決めていかせたいという方針だそうです。
高校は文部科学省より
スーパーイングリッシュランゲッジハイスクールの
指定を受けており、英語教育には特に力をいれています。
異文化交流、交換留学制度、海外夏期英語研修など
さまざまなプログラムを用意しています。
![大阪女学院1](https://stat.ameba.jp/user_images/20150613/18/miraimirai-jp/ef/48/j/t02200293_0480064013336059771.jpg?caw=800)
私立大学進学実績としては、関
関同立への進学数の多さが特徴的です。
2012年 2013年 2014年
関西学院 68 92 63
関西大 51 55 49
同志社 27 59 43
立命館 32 33 42
![大阪女学院3](https://stat.ameba.jp/user_images/20150613/18/miraimirai-jp/19/8d/j/t02200293_0480064013336059773.jpg?caw=800)
さて、所感ですが、
西大和の女子クラス、
四天王寺の医志コース、
大谷の医進コース
と女子の理系トップ層獲得のための動きは激化しています。
かつて「5強・・・四天王寺、大谷、女学院、プール、帝塚山」
といわれた構図は崩れ、
「3強・・・四天王寺、大谷、帝塚山」となってきています。
その流れの中での大阪女学院の立ち位置、
これは非常に難しい、そして曖昧な印象を受けました。
共学化が進む中で、いかに特色ある学校運営し、復活していくのか?
何か起死回生策はあるのか?
と思いましたが、残念ながらこれといって目を引くものは
なかったというのが感想です。
もちろん、アクセスのよさ、自主性を重んじた
のびのびとした学校生活を送ることのできる環境、
関関同立大への進学率の高さは、評価すべき点です。
ガチガチの進学校を良しと考えない家庭には
おすすめの学校の1つであることは間違いありません。
一方で、女子高では英語教育に力をいれている学校は多数あり、
今や標準装備といっても過言ではありません。
これからの社会で求められる人材は、語学プラスアルファです。
このプラスアルファの部分を大阪女学院ではどのように伸ばし、
育てるのか。伝統校大阪女学院の行方を見守りたいと思います。