化学流産のこと | 素直な気持ち

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最初の子を死産、2人目を望んでから流産、胞状奇胎を経験し、ようやく4人家族に…と思ったら、まさかの妊娠発覚で3人目を出産しました。気がつけば5人家族。歳の差姉弟、2歳差男の子育児、楽しんでいます。

残念ながら先日、化学流産に終わりましたが、その時のことを少し。


今思えば、あの薄い陽性反応。いつまでたっても薄いままでした。

薄い陽性反応はあまりよくないということを、そのあと知りました。

受精はしたものの、その受精卵が、うまく着床したのか、する前だったのかはわかりませんが、

既にその時から、運命は決まっていたんでしょうね。

私はあの時、やっぱり病院に行くべきではなかったような気がします。

もちろん、陽性反応を見て、私は受精卵の存在に気付くことができた。

本当に短い間だったけれど、妊娠した喜びを感じることができた。

そのことはよかったと思っています。

だけど、体は、自然淘汰で、生理として終わらせた。なのに、病院へ行ったために、ホルモンの注射を打たれた。

そのために、私の体のホルモンバランスが崩れて、体の回復に余計な時間がかかっているような気がするのです。

その病院の方針にもよるだろうけれど、超初期の流産は薬で止められるものではない。

明らかに出血量は多かった。胎嚢すら確認できない時期。

「遅れてきた生理だと思ってください。」私は医者にそういわれるものだと思っていた。

注射は予想外だった。そのために「切迫流産か子宮外妊娠か」という不安に襲われ、

長い日々を過ごすことになった。その時既に、「妊娠」は終わっていたのに。


たぶん、次に陽性反応がでて、胎嚢を確認できない時期に出血がきたら、病院へは行かないと思います。

胎嚢、胎芽が確認されたあとだったら、それはもちろん行くけれど。

自然の力を、自分の体を、この子自身を、きちんと受け止めたい、と思うのです。

基礎体温は今も乱れています。生理を終えたはずが、妊娠を維持させる注射を打ったことで、

いろいろ悩んだことで、脳も体も心も混乱しているんだと思います。

とりあえず1回生理がこないと、今体がどういう時期なのかわからない。

低温になった体温も、ここ2,3日は高め。こうやってここで、少しづつ気持ちの整理をつけているのです。