ミスコミュニケーションンは実は心理ゲーム
心理カウンセラーで、動くパワースポットの、りかです
ここまでお話ししてきて、「心理ゲームとはどういうものか」が大体お分かりいただけたのではないでしょうか?
ただ、心理ゲームにはいくつもの種類がありますので、今回は一度ありがちなケースをご紹介したいと思います。皆様は、次のようなやり取りを、今までに体験したことはありませんか?
【友人A】
ねえねえ。私仕事のことで悩んでいるんだけどさ…。
【あなた】
仕事?どんなことで困ってるの?
【友人A】
給料安いし、残業はあるし、辞めたいな~って思ってるんだよね。
【あなた】
給料安いの?でもIT系って普通の会社より高い方じゃない?
【友人A】
うん。○ちゃん(あなたの名前)のところよりは、いいだろうけどさ。
【あなた】
それなら、まだ良い方だよ~。うちは残業もあってAちゃんより給料低いと思うよ。
【友人A】
それはそうなんだけどね。でも残業あると、自分の時間が取れないから…。
【あなた】
残業って月にどのぐらいあるの?
【友人A】
えっとね。月に4、5時間ぐらいかな。
【あなた】
残業っていうからすごいのかって思ってたけど、それなら1週間に1時間あるかないかじゃない。Aちゃんは恵まれてるよ。いいな~
【友人A】
そうかもしれないけど。私残業自体が嫌なんだよね。ちょっとでも残業すると、いつものペースが乱れちゃうじゃん。
【あなた】
まあ、そういうときもあるかもだけど、トータル的には良くない?
【友人A】
うん。自分でも分かってはいるんだけどね~。だけど、他のIT企業よりは給料低いし、お金も貯まらないしさ~。
【あなた】
うーん。じゃあ、転職も考えてみたら?
【友人A】
そうだよね。でも辞めたい気持ちはあっても、やっぱり私は恵まれてるって思いなおすときもあるし~。ねえ、どうしたらいいと思う?
【あなた】
私からは何とも…。
(アドバイスしているのに、結局何が言いたいの?とイラついている)
【友人A】
あなたの意見を参考にしたいんだけど…。
(真剣に相談しているのに、頼りないなと嫌な気持ちになっている)
これは、「イエスバット」という心理ゲームの種類のひとつです。
端からみると、相談を持ち掛けてきた友人Aは、あなたのアドバイスや意見に対して、「そうだよね」「うん」と肯定(イエス)しています。
しかし、肯定した後にAはあなたの言葉に対して、「それはそうだけど」「でも」を繰り返し、結果的に否定(ノー)しているのです。
2人は心理ゲームを行っているとは気づかぬまま、やり取りを繰り返し、最後にはお互いに嫌な気持ちになってしまっているのが分かりますね。
それでは、次回ももうひとつ、よくある心理ゲームの事例についてお伝えします!
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ミスコミュニケーションは、実は自己承認欲求の中で起きる
心理カウンセラーで動くパワースポットの、りかです
人間関係でいつも同じようなミスコミュニケーションをしていませんか?
実は、それは無意識で心理ゲームをしているんです。
心理ゲームは、お互いの間で無意識的に行われます。そのため、どんなに嫌なコミュニケーションになったとしても、それが心理ゲームであると気づかずに、延々と生産性のない時間を費やしてしまう場合が少なくありません。
しかし、無意識だからといって、「やめられないのは仕方のないことなんだ」と諦めるのは早いと言えます。なぜなら、無意識であるならば、それを【意識化】すれば良い話だからです。
心理ゲームにはまってしまう最大の理由は、「無意識」
心理ゲームに限らずともそうですが、私たちは無意識的に行っているものに対しては、疑問を持たないことがほとんどです。ただ、疑いのない状況に対して、「はたして現実はそうなのか?」「本当にこのままでいいの?」という問いかけを自分の中でしてみることで、新しい視野が開けることが多くあります。
心理ゲームにはまっているときは、必ず【嫌な気持ち】が伴います。
そして、結果的にスッキリすることがありません。さらに、同じようなやり取りをいつも繰り返している点も特徴です。
このような気持ちになるコミュニケーションに心当たりがあったなら、まずは自分が【心理ゲーム】の最中にいることに気づきましょう。そうすることで、無意識ではなくなります。つまり、意識できるようになれば、やめることも可能になるのです。
また、心理ゲームには、もっと厄介な心のしくみもあります。
実は、人が心理ゲームをしているときは、かなりの確率で「愛情を求めている」「相手と親密にないたい」「自分を認めてほしい」と思っていることがめずらしくないのです。
心理ゲームは確かに、嫌なやり取りが伴い、不愉快な感情が残ります。しかし、心理ゲームを行っている最中は、相手だけにフォーカスし、深くてつっこんだコミュニケーションを取っていると感じませんか?
残念ながら、そのやり取りのしかたがポジティブなものになっていない点が問題ではありますが、たとえネガティブなコミュニケーションでも、相手と深く交わる結果になっていることは事実です。
それは、ゆがんだコミュニケーションのあり方のひとつだと言えますし、愛情がほしいゆえの切ない行動でもあります。
このような理由があるからこそ、心理ゲームをやめるのは難しいことがお分かりいただけたでしょうか?
次回は、心理ゲームについてもっと理解していただくために、ありがちな事例についてお話しますね。
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コミュニケーションの仕方を手に入れて人間関係が上手になる方法
心理カウンセラーで動くパワースポットの、りかです
「この人と話すと、いつも不愉快になる」。
「喧嘩したくないのに、おなじみのパターンで毎回恋人と別れてしまう」。
自分で意識しているわけではないのに、似たような理由で他人と心地悪いコミュニケーションを、つい繰り返している人はいませんか?
もし、このようなパターンに心当たりがあるならば、あなたは【心理ゲーム】の罠にはまっているのかもしれません。
心理ゲームとは、楽しいイメージが浮かぶ言葉ですよね。
しかし、心理学用語として使われる心理ゲームとは、“2人以上の他人との間で行われる嫌なやり取り”のことを言います。
また、心理ゲームは、いつでもどこでも起こりがちなコミュニケーションのひとつです。ただ、コミュニケーションはコミュニケーションでも次のような特徴があります。
1.無意識的に行われる
2.同じパターンを繰り返してしまう
3.コミュニケーションが終わったあとに、決まって嫌な気持ちが残る
誰かとコミュニケーションを取るときは、楽しく、嬉しい気分になりたいものですよね。だからこそ、私たちはそれを期待して行動します。
しかし、日常生活においては、残念ながらハッピーなコミュニケーションばかりではありません。
「でも、心理ゲームって嫌な人が相手だから起こるものであって、好きな人との間には起こらないんじゃないの?」
と感じる人もいるでしょう。おっしゃるように、嫌な相手と接するときは心理ゲームが生じやすいのは確かです。
ただ、家族やパートナー、親しい友人などとの関りの中でも、心理ゲームは否応なしに起こります。だからこそ、複雑な問題になってしまいやすいのです。
例えば、あなたに最愛のパートナーがいるとします。上手く関係を築いているつもりですが、いつも同じことで言い合いや喧嘩になってしまう。そして、その後には決まって嫌な感情を味わっているということを繰り返しているのなら、そのコミュニケーションは、心理ゲームである可能性が高いと言えます。
苦手な人と心理ゲームをやるのも良いものではないですが、信頼し、かけがえのない人と心理ゲームを行ってしまっているとしたら、より悲しいですし、辛い気持ちが溢れてきますよね。
ただ、幸いなことに、今は心理ゲームをしていたとしても、「止める」ことはできます。
しかし、心理ゲームを止めるためには、なぜ心理ゲームをしてしまうのか、実際にどういうケースがあるのかを客観的に知ることが大切です。
次回からは、このような心理ゲームのからくりについてお伝えします。
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世界の男性を虜にした女優・マリリン・モンローも自己肯定感が低かった?
心理カウンセラーで動くパワースポットの、りかです
実は、自己肯定感が低いのは自分だけだと思っていませんか?
最初の記事で少しお話ししましたが、どんなに才能があってお金に恵まれていても、自分のことを好きになれなかったり、自己肯定感が低かったりする人はいます。きっと、そういう人たちは外面の名声は手に入れることはできたけど、内面の名声を育てることはできなかったのかもしれません。
案外、有名人や芸能人、歴史上の人物、アニメのキャラクターまでをざっと見ても、自己肯定感が低い可能性のある人物は存在します。
そこで、今回は私見で選んだ【自己肯定感が低い可能性のある女優】の人生を一緒に見て行きましょう。
・マリリン・モンロー
ずいぶん昔に亡くなったにもかかわらず、この名前を知らない人は少ないだろう存在のマリリン・モンロー。
彼女はアメリカの女優であり、「セックスシンボル」と言われるほどに多くの男性が熱烈に支持しました。腰を振りながらセクシーに歩く「モンローウォーク」は、今も語りつがれています。
銀幕の世界では蝶よ花よともてはやされた彼女ですが、笑顔の裏では自分を好きになれない、自信がないというネガティブな悩みに苦しんでいたと言われています。例えば、映画の撮影時には極度に緊張することから、前日には睡眠薬の服用が必須だったり、自分の演技に大きな不安感を抱えたり、人間関係が上手く築けなかったりもしていたそう。このような不安定さと葛藤から、うつ病に悩まされていたというエピソードもあります。
主演女優賞などを受賞しながらも、なぜマリリンは自分に自信がなかったのでしょうか?それは、彼女の悲しい生い立ちにあるとされています。
マリリンは幼い頃に両親が離婚。その後母親が精神疾患に陥り、精神病院に入院したことから、親戚の家庭を転々として育ちました。愛情を注がれた経験のない彼女は、「自分は親に捨てられた」「自分は愛されない人間だ」という感情がずっと消えなかったようです。
このような経験から、他人はおろか自分を認めることも難しかったマリリンは、私生活も波瀾万丈で、3回の結婚と離婚を繰り返し、それぞれの結婚生活も長くは続きませんでした。他にも、資産家などと不倫関係に陥ることもあったそうで、無意識に真実の愛を探していたのかもしれませんね。
もし、彼女が親や家族の愛情あふれる環境で育つことができていて、自分の存在を大切にしようという思いが生まれる機会が与えられていたならば、幸せで満足を感じる人生を歩むことができたと思います
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自己肯定感が低い人が本格的に自己肯定感を高めたい場合は、カウンセリングも視野に入れてみよう
心理カウンセラーで動くパワースポットの、りかです
実は、自己肯定感が低くて、自己肯定感を高めるために自分一人で頑張るのは、しんどいなと感じていませんか?
自己肯定感は前のページでお伝えしたように、自分自身で高める工夫をすることができます。
ただ、自分以外の人の手助けもほしい場合や、強い自己肯定感の低さに悩んでいたりする方は、専門家のサポートのもとでカウンセリングを受けることも良い選択肢のひとつです。
カウンセリングって、自分の人生は自分で責任を持って歩いて行くことができるように、カウンセラーが手助けをするようなものです。
つまり、自分を知り、その存在に満足したうえで「自分の進みたい道を切り開いていくスキル」だと言えるます
カウンセリングにはさまざまな種類がありますが、私のサロンで行っているのはしっかりと相手の話を聞き、相談者自身が自分の気持ちを上手くコントロールしながら、ひとりひとりの目標の達成を目指すカウンセリングです。
各種セミナーはもちろんですが、相談者が自らの問題を解決するためや他の困っている人に対してもサポートをすることができるように、【魅RAKU流カウンセラー養成講座】を開催しています。
この講座の中では、人に対する話の聴き方や質問のしかたなどのコミュニケーションスキルなどを学びます。
実は、きちんとした話の聴き方や質問のしかたが身についていないと、自分自身がどう思っているのか、どうしたいのかも分かりづらくなってしまうのです。私たちは、他人との関係ばかりを気にしがちですが、自分軸が定まっていなかったり、自己肯定感が低かったりする方は、他人はおろか自分自身とも上手い関係性を築くことができないと言われています。
魅RAKU流カウンセラー養成講座の考え方は、自分を好きになれない方に向けて、自分力をさまざまな方法で高めながら自分に自信を持ってもらい、少しでも人生を楽に歩んで行くための道しるべを提供すること。講座で学ぶことのできる自分力を高める方法は、主に次のようなものを取り入れています。
1. 自分と相手の価値観の違いについて気づく実践
2. 観察力について学ぶ
3. インナーチャイルド(自分の中に存在する癒されないままの自分)セラピー
4. 心の声に気づくために絵画やコラージュを使うアートセラピー
5. 自分軸をつくる
上記にピックアップした以外にも、もりだくさんの方法を習得することが可能です。
興味のある方は、お問い合わせくださいね。
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