こんにちは、ＭＩＯＵです。
８８になる母の
介護施設入居体験記の続きです。
前回は
母が何回か転倒したお話でした。
何回かひどく転倒しあざだらけになった母は
最終的に救急車で脳外科のある
救急病院に搬送となりＣＴ検査をしました。
幸い何事もなくその日のうちに帰れました。
７月１８日のことでした。
しかしなぜ母は急に
転ぶようになってしまったのか？
実は母の変化はそれだけではありませんでした。
母は同時期に
「トロトロ眠い」「ふらふらする」
「すぐトイレに行きたくなるが行っても出ない」
「胃がおかしい」
などと訴えていたのです。
救急病院から帰ってきてから数日後
このような訴えはひどくなっていたようで
そうこうするうちに母は足が立たなくなり
崩れるように床に座り込んだ、と。
そして異様な発言をするように
なります。
このころちょうど
小林麻央さんと海老蔵さんが
話題になっていた時期だったのですが
母はスタッフさんに
「昨日王子で歌舞伎を観てきたわ。
孫が出ているの。
でも三味線のお稽古をしていたら
転んでしまって・・・」
などと話しをするのだそうです
（母は歌舞伎鑑賞の趣味もないですし
三味線も弾きません。
そもそも一人で外出もできないのです）
私はついに母がボケてしまったのかと
思いましたし
顔つきや目つきも
いつもと違う気がしました。
実はこのようなわけのわからない
発言をするようになる状態を
「せん妄」というそうです。
そして実は
入院して環境が変わったりすると
お年寄りは「せん妄」に
なりやすいのだそうです。
本当に「認知症」の症状に
そっくりなのですが
認知症と異なる点は
「せん妄」は時期が来れば必ず治る、
のだそうです。
母の場合かなり妄想発言がひどく
娘の私のこともわからなくなっていたので
（先生からこの人誰かわかる？と聞かれると
「？？松金さん？？」などと言うので
ビックリ
娘の私が松金ヨネ子さんにでも
見えたのでしょうか！？
本当にこの状態が治るとは
到底思えないような状態でした。
続きます・・・
にゃ
