アイスクリームとBurns Night | みおぼんのGoing My Days

アイスクリームとBurns Night

新しい冷蔵庫に替わってから、冷凍庫も正常に機能(むしろ低レベルに設定しているのに強いほど…)し、しばらくぶりにアイスクリームを買った私達。

実は是非合わせたいお菓子がありました。
それがこちら。
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昨年のクリスマスシーズン、旦那が職場のシークレットサンタからもらったギフト。
木製のコースターセットと、「PETER De Beukelaer」”Creme de Pirouline”というシリーズのロールタイプのビスケット。チョコレートとヘーゼルナッツがミックスされたクリームが中に入っていて、似たようなお菓子は日本にも昔からありますが、これは本当に外側がサクサクしていて、中も濃厚な甘さでとってもおいしいんです!

…ただ、旦那はヘーゼルナッツは好きだけれどもアレルギーがあるので、一度にたくさんは食べられないという体質。
でもアイスと合わせると絶対おいしそう~!とはお互い前から言っていたので、やっと合わせる事が出来ました☆
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合わせるならバニラアイスがいい!と私の希望でこうなりました。ちなみに旦那は念の為一本のみ。

…やはりグッドコンボ!!!

もうおいしくっておいしくって、アイスが少しとろけてきた頃にアイスクリームフォンデュをしてみたり、素敵な時間を過ごせました(笑)。フレッシュミントがあればもっと良かったなぁ~。

旦那は更に一昨年のクリスマスにもらったアーモンドリキュールをアイスに少し垂らして食べていました。
これもぐっと大人な味に変化しておいしかったです♪

他、このお菓子、コーヒー(ウィンナーコーヒーとかクリーム系の)にもバッチリ合うと思います☆
もちろん紅茶にも合いました!


さて、もう一つのタイトルにもなっている”Burns Night”
1月25日はスコットランドを代表する国民的詩人Robert Burns(詳しい事はこちら→)の誕生日なのですが、その誕生日の夜をスコットランドではこのように呼びます。

旦那はスコットランド人の血が入っている為、あまり広く知られていないこの行事を、今回ささやかにうちでも取り入れました。

本来ならこのBurns Night、Burnsが詩の中で讃えたスコットランドの伝統料理ハギス(詳しい事はこちら→)と共にスコッチをいただき、彼の詩を読んだり彼が作詞した歌を唄い、最後のシメとして「蛍の光」(原題:Auld Lang Syne。オリジナルの詩は彼が作ったもので、意味も全然違う)を唄うという”Burns Supper”(バーンズの夕食)と呼ばれるスタイルで過ごすようですが、ハギスは簡単には手に入らないし(事前に限られた場所で、例えばスコティッシュ・パブなどに行くとメニューで出たりしますが)、何分このハギス、すご~くヘビーな食べ物だと旦那から聞かされていて、正直目の前にあっても食べられる自信がありません(苦笑)。

その代わり今回うちではスコットランドのビールと何故かドイツのビールを用意。←単に飲みたいだけなんだろう…

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こちらがスコットランドの醸造所「INNIS & GUNN」で作られたビール。ハンドクラフトだそうです。
ラガーのようにスッキリとした飲み口ですが、後味がバニラやトフィーのようなちょっと独特な香ばしさ、甘さが特徴的。
おもしろくて飲みやすいビールです。

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こちらはドイツの老舗醸造所「Weihenstephaner」で作られたビール”DARK WHEAT BEER”
味の方は上記のビールと違って甘さは抑えられ、フィートの風味が少し強かったです。
私はこの手のものも大丈夫ですが、旦那はあまりフィートが強いものは好んで飲まないタイプ。
しかしこれはまだ本人にとっては許容範囲?だったようです。

ビックリしたのがこの醸造所の創業年。
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1040年創業…!
1と4の間の数字が9でも8でも7でも6でも5でもなく”0”!!!

これだけ長い歴史の醸造所、ラベルにも書いてある通り世界で最古の醸造所になります。
数々の戦争など苦難も乗り越えてきた歴史と誇りが、ビールの味と共に身体の中に流れ込んできたかのような錯覚を覚えました。

ちょうどビール繋がりで古い時代の話を旦那としていた時、昔、教会の僧達はワインの他にもビールも造っていたと聞きました。

今現在はアルコール類を禁止していたりしてそういう面では厳格になっていますが、昔は許されていたようですね。当然ヘビードランカーな僧もたまにいたようです………。←よく破門されなかったなぁ
ビールの琥珀色から、歴史も垣間見えた気がした夜でした。

ちなみにこの日の夕食は、ハギスとは全く関連もないカレー味の餃子と、卵とマッシュルームのスープでした(苦笑)。

餃子は本当はいつものオーソドックスなタイプにするはずでしたが、てっきりまだあると思い込んでいた白菜としょうががなかった為(スーパーも閉まっていたし)、急遽カレー粉、ターメリック、クミン、マッシュルームをみじん切りしたもの、豚肉、鶏がらスープの素、こしょうを混ぜて作りました。
これに少しのプレーンヨーグルトにマンゴーチャツネ、玉ねぎのみじん切りを入れればもっと良かったのでしょうけれど…ヨーグルトと玉ねぎも切らしてしまっていたので、これはまた次回の機会にでも。

旦那はモモやピロシキ、ちょっとだけサモサなどに似た感じですごくおいしい!と好評だったので、急に予定変更&味見が出来なかったのでちょっと不安でしたが、ホッと一安心しました。
キャベツやにんじんのみじん切りを入れてもいいかもです。