ショッピングセンターで
用事を済ませ駐車場に向かう時
あまり通ったことのない通路に出た
しかし、そこは…
エスカレーターが上りしかなく
下りは長~~い階段…
まぁ、上るより下りる方が
まだマシか…と下りてると
何やら上の方から声がした
振り返ると年配の女性が2人‼️
ショッピングカート
(買った物を 入れて家に持って
帰るコロコロ付きの…)
が重たそうで階段に戸惑っていた
しかも大きなツバのハットを
被ったご婦人は杖を持っていた
しゃーないなぁ~
まだ、私の方が若いか…と
助け舟を出そうと階段を上がった。
そして、
「決して悪い者ではありません。お手伝いさせて下さい‼︎カートを先に下ろしますね」
と、カートを奪い?下まで下ろし
また、駆け上がって下りましょうかと手を差し出すと…
お一人は自分で下りれると手摺を持ってゆっくりと下りていかれました。
もう一人の大きなツバのハットの
ご婦人は
「私を見て嫌じゃありませんか?」
と聞くのです…
「へっ?」
と思いマジマジと顔を見たら…
たくさんのイボ?があった。
だから大きな帽子を被ってるんだ…
「別に気になりませんが…」
と言うと、手を見せて
「手にもたくさんあります。皆、うつるのが嫌だと触りたがらないので」
と言います。
…困ったな…何て言えば良いんだろう?
と、一瞬考えたが
「へぇ~うつるんですか?…
じゃあ、うつったら、その時考えます。今は、階段を下りましょう」
と彼女の手を繋ぎゆっくり、ゆっくり下りた。キツく握ったら痛くないのかな?と、でも、ゆるく握るとうつるのが嫌なんだと悲しく思ったらどうしよう…とか色々考えながら…
私は感じた
この人は、今まで悲しい思いをたくさんしてきたんだろうなぁ~
私ならそんな事言う人がいたら
「うつしたろかっ‼️」
と触りまくってやるのに…
でもね、目で見えるものより
見えない心の中に嫌なものがたくさん
ある方のほうが、私は嫌ですよ。
同じ立場じゃないから言えるのかもしれないけど、本当にそう思います。
色んなことを考えさせて頂けた
ご縁でした。
『袖触れ合うも多生の縁、他生の縁』
どっちだ?…どっちでもいいや…
『多少』じゃないことは
分かってるから笑