アマテルの食の道 ~ 『ホツマツタヱ』 その② | みんなが輝ける世界を作ろう☆

アマテルの食の道 ~ 『ホツマツタヱ』 その②

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ホツマツタヱ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%84%E3%83%9E%E3%83%84%E3%82%BF%E3%83%B1

前回『ホツマツタヱ』の食の続きです。

アマテル(天照)はまた話しはじめた。
『食べ物は畑の作物がもっともいい。
その次に鱗(うろこ)のついた魚
鳥は火が強く早死にする
明りの炎を強くすると、油がすぐに減ってしまうようなものである。
食べ物の火によって命の油が減る。
もし誤って獣の肉を食べれば、肉が凝(こ)って縮(ちぢ)み、空太(からぶと)りする
身の油も減って毛も枯れる
やがて死んでしまう。

 もし肉を食べたら二ヶ月半大根を食べなさい。
腐ったを食べたら生きていても腐っているようなもの。
神との関係が断たれる
小屋にこもって三年間、大根シラヒゲ草生姜(しょうが)を食べつづけ、身の垢を清めなさい。


むかし諏訪(すわ)の神が、「信濃(しなの ※は長野県)は寒いので鳥肉食べさせてもらえませんか」と言ってきた。
それを許し御食(みけ)の道を改良した。
相物(あいもの)の塩魚は四十種ある。
これを食べたら三日間は蕪(かぶ)を食べ、水鳥を食べたら二十一日間蕪(かぶ)を食べることとした。
これらの世の中の食べ物の戒(いまし)めとして、広く知らせたのだ。

もし間違って肉を食べれば、命はそれほど惜(お)しくはないが、
魂(たま)の緒(お)が切れ魂魄(たましい)がもとの天界の宮に帰れず、地をさ迷い苦しむ。
さらに獣の種を求め合って、獣に生まれ変わるぞ


人々は顔色をかえた。

「動物の肉がいけない理由をもっと詳しく教えてください」
重臣の一人が聞いた。

『田のゾ苗日の‶ウル〝、畑のロ苗月の‶ナミ〝の栄養が備わっている。
 人はもともと、心の中心(なかご)は日と反応し、心から派生(はせい)する心葉(こころば)は月と感応する
きちんとした食事をして、素直に長寿を保てば、死んでから魂魄(たましい)は日月の宮に帰っていく。
 鳥も獣も日の‶ウル〝と月の‶ナミ〝の栄養素がまったくない。
だから、中心(なかご)と心葉(こころば)が育たないんだ。
中心と心葉に日月の霊気がないと、天界の日月の宮と感応できないで、もとに帰れず、動物に生まれ変わってしまう


重臣は深くうなづいた。

『わたしはいつも、千代見草という普通の若い菜っ葉より百倍も苦い草を常食している。千代見草は長寿の薬草である』


※千代見草....中国神仙思想に出てくる蓬莱山(ほうらいさん)に生える不老長寿の薬草らしい。

『ころひん山(さん)からウケステメがやってきて、トヨウケによく仕(つか)えた。
西王母(にしのははがみ)とたたえられたが、この西王母がふたたびわたしのもとに来た。

「ころひん山の人々は、毎日肉ばかり食べ早死にしております。
千代見草のことを教えて下さい」


 それを聞いてわたしの耳も汚れたので、をして清め、道をさずけてやった。
 寿命をまっとうしないで早死にすれば、魂(たま)の緒(お)が乱れ苦しんで天に帰れない。
天寿をまっとうして天に上がれば楽しいことこのうえない』


クマノクスヒ 『ヤマトの国は、古くから肉食を禁じる伝統があるんですね』


 アマテルの講義は、もっとも重要な部分にさしかかった。
 『人は肉をやめて正しい食事をすれば、死ぬ時にのような匂いがする。
亡骸(なきがら)もすぐに神の形に変わっていく。
肉を食えば汚れ、死ぬときも臭い
魂の緒が切れ乱れ苦しむ。
 は日月の両方の霊気をもった植物なので、食べれば日と月と感応する。
 両目がはっきりとして、よけいに日月と交流しやすくなるのだ。
天の道をちゃんと歩んでいく人だけが、日月の力によって神と求め合う。
だからヤマトの国は菊を大切にするのだ』



以前、『ひふみ神示』から食について抜粋したブログもご覧ください。

日本人の食物 そして警告
http://ameblo.jp/mino-life/entry-10843044860.html


(ここから私のひとり言、読まなくてもいいです(^^;))

菊の花は、目に効能がある漢方として有名です。
菊の花を煎じて飲む。味は苦いが、眼精疲労など疲れ目には効果があります。
私も眼精疲労が辛い時、菊花茶を購入したり、スーパーで食用菊を購入して飲んでます。

さて、ここではなんと日月という言葉が出てきました。
植物を食すことで日と月の霊気を人体に取り入れるとのこと。
さらに中心(なかご)と心葉(こころば)というものがあり、それを養うこと。

肉を食べれば魂魄(たましい)の緒が切れ、彷徨い、苦しむことになる。
魂魄の《尾》ではなく《緒》とあるので、おそらく臍(へそ)の緒のようなものではないかと推測しています。
ひふみ神示にもこの臍の緒という表現はよく出てきます。
魂にも臍の緒のようなものがり、みんな繋がっている。
生きている間も日月の神の加護を受けることができ、死後もその緒のお陰で日月の宮である天界に帰ることが出来る。
肉を食べて宇宙根源の掟を破ったものは、緒が切れ天界に帰れなくなってしまう。

ここで言う天界とは、ひふみ神示で言う神界のことではないかと考えてます。
神界に帰れない魂が彷徨い行くところ_、それが幽界ではないかと。
幽界に行くか、地上で彷徨い成仏出来ないか。
生涯に渡って肉食をしてしまった人は、本来帰るべき故郷_天界に帰れず、神の道をそれてしまった霊魂が辿りつく世界_幽界に流れついてしまう。

今迄は、肉食も付き合い程度ならたまには良いかと考えていたが、とんでもない。
絶対ダメではないか。
肉食をしている人はガンや高血圧、心筋梗塞、高脂血症になりやすいと言われている。
肉が固まり、血が汚れるならあらゆる病の根本原因になる。
戦後、急にガンが増えたのも肉食が原因ではないか。
肉を食べるとケモノに憑かれてしまう。
先進国で精神疾患が激増しているのも食生活が大きな原因ではないか。

アメリカはビーフ(牛肉)を日本人に食べさせることで、日本人の胃袋を掴んだ。
戦後、日本に焼肉を広めたのは朝鮮人。
その朝鮮人の食に習って、今やホルモン料理として動物の腸(はらわた)や内蔵まで食べている。
生けるゾンビに成っている現代の日本人。

食べれば日月の霊性から離れてしまう。

例えるなら、
肉食は神から離れ、地獄(地獄というものはないが)へ落ちる悪魔(悪魔もいないが)の食べ物ということだ。


ここでアマテルは、肉食をしてしまった場合の対応策を与えてくれている。

2ヶ月半は大根を食べる事。
大根は殺菌効果が高いのは有名だ。見た目も白い。
また蕪(かぶ)も大根と同じく、肉食をしたものに進めている。

ここで出て来た、腐った肉とは、
文字通り腐った肉と、ステーキも指しているだろう。
何故なら、ステーキは、旨みを出すだめにわざと発酵させ(腐らせる)、熟成させる。
熟成された肉の表面はカビが生えている。
そのカビを綺麗に取り除き、ステーキとして出荷する。
つまりステーキは腐った肉料理だ。

ここ最近肉食をやめるべきと訴えているブログが増えているのに驚く。
以前は、あまり見られなかったから。
水面下でかなり拡散してきているのを感じています。

関心するのは、それを素直に実践している人も多いこと。
これはなかなか難しい。
一歩外を歩けば、外食は肉料理ばかり。
レトルト物もすべて肉が入っている。肉が入ってなくても味付けで豚脂、牛脂、鶏がらが入っている。

美容に使われているコラーゲンだって動物から摂られている。

神の目からみれば、現代の日本の食は9分9厘汚れている。
美食の陰で、多くの動物が犠牲になっている。
なんの疑いもなく日本人は食す。
さらに景気に低下により、食費も安く済ませたい。
安い物は大概肉が混入されている。
悪神はしてやったり、とほくそ笑んでいるだろう。

しかし、日月の民である日本人は、やはり日月の神が示す通り肉食をやめ、日月の霊気みなぎる五穀野菜を食べるよう努めましょう。