ひすいこうたろうさん
の新刊です♪
笑ったり、感動したり、考えさせられたりと感情のストレッチをしてもらった感覚でした♪
ぜひ読んでみてくださ~い♪
僕は知覧(特攻隊基地)に興味があるためこの話にぐっと心にくるものがあったのでシェアします♪
特攻隊・少年飛行兵の教官、藤井一中尉のお話
教え子たちが次々に特攻隊として死んでいく。
しかし、教官の自分は安全な場所にいる。
「日本が大変なときに、オレは教えるだけでほんとうにいいのか」
藤井中尉の自問自答が始まるのです。
特攻に飛び立つ少年兵と違い、教官の藤井中尉には、妻も子どももいました。
自ら特攻志願をすれば、妻と子どもとは永遠のサヨナラです。
妻は特攻に行くのは大反対で、夫の志願を来る日も来る日も懸命に思いとどまらせようとしました。
藤井中尉は悩んだ末、選んだ道は…教え子に対して、
「お前たちだけを死なせはしない。」
そう、命を投げ出す特攻の道でした。
しかし、面倒を見なければいけない家族が多い将校は、特攻には採用されないのが原則。
志願は却下されました。
それでも藤井中尉の決意は変わらず、嘆願書を再提出するのです。
夫の固い決意を知った妻の福子さん(当時24歳)は、
「私たちがいたのでは後顧の憂いになり、思う存分の活躍ができないでしょうから、一足先に逝って待っています」
と遺書を残し、3歳間近の長女・一子ちゃんと、生後4カ月の次女・千恵子ちゃんに晴れ着を着せて、厳寒の荒川に身を投げたのです。
妻子の死を知り、藤井中尉(当時29歳)は、今度は指を切って、血ぞめの嘆願書を提出。
ついに特攻志願が受理されるのです。
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