「桜ライン311」へ寄付 | 高橋祐司オフィシャルブログ「みんなの調布」Powered by Ameba

「桜ライン311」へ寄付

「みんなの調布」発行人、調布市議の高橋ゆうじです。

{82584E87-C952-4C53-B5C4-EE6D701B1028:01}

以前こちらでお知らせした(12/16の記事)調布市議会12月議会で追加議案として上程され、私は否決を求めたものの、賛成多数でく可決されてしまった
市議会議員のボーナスを増額する議案の件をご記憶でしょうか?

正式には「
調布市議会議員の議員報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例」といい、反対したのは6名の議員だけでした。

上の写真はその条例可決に伴い、今月15日に支給された期末手当の明細書です。
夏の支給分まで遡って差額が支給されたため額面で165,000円、所得税が引かれ差引支給額は、134,677円でした。

{3C4FD3BE-B714-41D4-9105-618053096862:01}

このブログでこの事実を発表した直後、多くの反論・ご指摘を受けましたが、そこでもご報告しました通り、高橋のポケットに入れることはせず、当初考えていました非営利法人が寄付を受け入れてくれましたので、そちらに本日振込みをさせてもらいました。

寄付した先は、特定非営利活動法人 桜ライン311 

桜ライン311」、2011年3月11日に発生した東日本大震災を風化させないために、陸前高田市内の津波到達地点に桜の木を植樹して行く活動を行っている団体です。

高橋は調布の子どもたちを連れ、この陸前高田市の伝統のおまつり「うごく七夕」・「けんか七夕」に参加したり、地元の中学生との交流を手伝いしたりして来ていますが、そのご縁もあってこの活動を知り、出来る範囲で継続的なサポートをさせてもらおうと決めていました。

この桜ラインプロジェクトのメンバーの想い、このアイデア、活動のフットワークの良さなどに共鳴していましたので、今回は躊躇なくこちらの活動で桜の苗木を購入する費用などに充てていただこうと決めていました。

「反対しました」と表明をすると、「いい恰好したいだけだろう!」、「点数稼ぎだけして、懐に入れるつもりだろう!」などとの指摘もいただきましたが、こういう形で使用させていただきましたことを報告しますので、ご承知おきください。

10年近く前に、赤字財政であえぐ夕張のまちの復活を願い(観光客の来訪を願い)、丘の上に桜の苗木を植樹するボランティアに参加させていただいたこともありました。

この桜ラインの活動はそこから更に一歩踏み込んだ、津波の記憶を辛い形でばかり残すのではなく、津波到達地点を結ぶラインを桜の木で記録して行くというプロジェクトです。
素敵だと思いませんか?

そんな訳でこのあと募集される「植樹ボランティア」にも都合がつけば参加させてもらおうかとも考えています。

毎年春になったら、あの津波ですべて消えてなくなった陸前高田の山の上に、桜の花が一本の虹のように線を描いてくれることを楽しみにして待っていようと思っています。