ミニミニ外国の発想のもとになったのが、実は「治験」なんです。
なんか難しそうな言葉だし興味ないよな~~~
って思われる方も多いでしょう

だって私自身も、薬剤師で病院に勤めていながら
あまり身近に聞く言葉ではなかったんだもん


こんな仕事に自分が興味を持つなんて考えてもなかった



私が病院薬剤師として行きづまってる時、
ふと見学に行った大学病院で

治験をやってるんだよ~っ

でもその時の私は・・・
ふんっ

それどころじゃないんだよ

私は薬局長としての仕事が本当に大変なんだからっ!!
こんな話につきあってる暇はありません


でも、頑張りすぎて
周りの人からはみ出て

燃えつきみたいになってしまった私に・・・
真っ暗だと思っていた私に・・・
この治験っていう世界がたった一つ小さな光を放っているように見える時がきたんです

もう限界、これ以上頑張れない
私のいる所はない

そう絶望感でいっぱいだった私の頭の中に・・・
この「治験」っていう道が 遠くだけど スーッとのびてる感じがしたんです

そして20年勤めた病院を退職。
希望への道をたどって 大学病院へ飛び込んだのでありました



背中を押してくれたダーリン始めいろんな方々、ありがとう

そうそう、治験の説明をしようと思っていたのに忘れてた

治験っていうのは、新しいお薬を世の中に生み出していくことなんです。
今みなさんが風邪をひいたり、頭が痛かったり、
手術するときに麻酔で痛みを感じずにできるのも
すべて、誰かが最初にその薬を使ってみたからなんですよね。
薬の候補となるものが、本当に安全で有効かということを実際に患者さんに使って実証し、
厚労省に認めてもらって初めて薬が世の中に出てくるんです


昔は、新しい薬の候補をお医者さん自身が使ったり家族に試してみたりしていたそうです。
過去には身体的、倫理的にひどい問題もありました。
いろんな深~い歴史を経て、今はとても厳しい法律ができました。
患者さんの安全や倫理を一番に考えなければならないという決まりができたんです

わたしたち、治験に携わる者は、厳しい審査を受けながらやっています。
勉強することも山積み

でも、これまでの治療法では治らなかった病気が治って
目の前で患者さんが喜んでくれる姿を見ると、厳しさなんてなんのその。
頑張らなくっちゃと思います


私の仕事は「治験コーディネーター」といって
患者さん、お医者さん、薬の会社との間に入って
患者さんに詳しい説明をして不安を取り除いたり、スケジュールを組み立てたり、
お医者さんの手助けをしたし、データを管理したりしています

㈱アイロムHP
治験についてくわしく知りたい方はこちらのホームページなどご覧ください
かわいいサイトです。
小中学生のためのくすり研究所 製薬協
http://www.jpma.or.jp/junior/kusurilabo/
なんで英語が必要か?
治験のグローバルについてはまた改めて紹介しますネ

私は今、治験コーディネーター(CRC)の認定を取るために試験勉強をしています

勉強は苦手です。新しいことを覚えれないし、辛くなることも。
でも好きなことなので楽しく感じます。
きっと私の勉強していることが誰かの役に立つ!

これは先日アメリカから送られてきたテキスト

もちろん中身はぜんぶ英語


もちろん全く読めません!!

google翻訳しながら、意味の分からない訳に頭を悩ませています

試験が迫る中、ミニミニ外国の将来の構想をニマニマしながら考えていますっ



では、そろそろ勉強に戻りま~す
