こんにちは
大分市のピアノ&リトミックきょうしつ
《花トントン》U-子せんせです。
訪問ありがとうございます
70歳過ぎの生徒Kさん
レッスン中、突然泣き出してしまいました
『こんなんじゃ母はどう思ってるかなって……』
来年1月の発表会へ向けて練習しているのですが、頑張りたいという気持ちはあるのに家庭と仕事の両立で練習時間が取れないのが現実
《ピアノを習っていても練習出来ないなんて、私何やっているんだろう》
こうやって自分を追い込む生徒さんは多いと思います。向上心があるからこその思いですね。
Kさんは大人になってからピアノを習い始めました。初めは娘さんがピアノを習い始めた時に一緒に。少し間が空いて、2回目はお孫さんが生まれる時から再開し現在に至ります。そのお孫さんもレッスンさせてもらい高校卒業ギリギリまで通ってくれました。
子供の時に、時代や家庭の事情でピアノを習えなかった。その分、音楽に対する思いが強いからこそ70を過ぎても葛藤しながら続けられるのだと思います。
そして、戦争で亡くなったお父さん、大人になってピアノを習うことを応援してくれたお母さんが《天国で見ててくれるかな~》という想いがあるのです。
中学生以上の生徒さんには必ず伝えます
「練習時間がなかなか取れないと思います。練習してなくても私が怒ることはありません(笑)毎回教室に来ることが大切なんですよ」
実際、毎回教室に来るだけでもだんだん弾けるようになります。
一緒に部分練習をして弾けるようになって、またまた涙のKさん
それでいいと思います。
ゆっくり進みませんか?
自分で自分を責めないで下さいね