後付けスポーツモードのR60シリーズへの対応について | “GIOMIC”ジオミック/パフォーマンスサロン
好評をいただいている「後付けスポーツモード」。制御系が異なり対応をお待たせしているR60シリーズについて、まずは前期型(パワーウインドウ・スイッチがセンターにある車両)よりリリース出来る体制が整いつつありますのでご報告です。

R56シリーズのそれでは、各スイッチユニットからアナログ配線をモジュールに接続して専用ツールで設定の書換えを行うという流れでしたので純正流用スイッチと外部スイッチの選択が出来ましたが、R60シリーズでは、スイッチユニットからモジュールまでをBUS信号制御にて行っておりますので外部スイッチの利用は出来ず、純正スイッチを流用する形のみでの対応となります。

R56シリーズに比べスイッチユニット自体が高額なので、なんとか外部スイッチによる起動が出来ないかを検討しましたが、加工に伴う時間や仕上がりを考慮すると、そこまでのコストパフォーマンスを実現出来ないという結論に至り、R60シリーズについては純正スイッチのみの対応とすることにいたしました。シリーズが違えど同世代のクルマであるにも関わらず、こうした制御系の細かい部分は車両により日々進化していることをあらためて実感します。

なお、なぜ今回はR60シリーズ前期のみかというと…ここでも前期と後期では制御系が異なりパワーウインドウスイッチがドアパネルに移動した都合でスポーツモードのスイッチの位置が変更されたことが理由です。具体的な話でいうと画像の前期型ではトグルスイッチの下のプッシュボタンにスポーツモード起動のスイッチ割当がされておりますが、後期型ではウインドウスイッチ等がドアパネルに移動し、それにより空いたトグルスイッチにスポーツモードの起動スイッチが割当られたことによる影響です。後期型にお乗りの方にはお待たせして申し訳ございせんが、リリースまでもう少しお時間を頂ければと思います。

肝心のR60シリーズでのスポーツモード起動時の車両変化ですが、あくまでメーカーOPの後付けですので、R56シリーズのそれと変わりはありません。(参考:http://ameblo.jp/mini-mori-blog/entry-11892943753.html)また、施工時にご質問を受ける内容として、点検を伴う正規ディーラー様へのご入庫際にプログラミング作業を行った場合は、当該スイッチが起動しなくなる恐れがあるのかどうかをお問い合わせ頂きますが、後付けとはいえ全シリーズ共通で車両側にスポーツモード付きであるということを記憶させています。つきましては、仮に作業の都合上で新データのプログラミングを行った場合でもしっかりデータは残りますので、その心配はありません。

本製品はスイッチを含む部品の調達が整いしだいの正式リリースを予定しています。当初は部品の供給が間に合わずお時間を頂く可能性がございますので、施工をお急ぎのお客様は販売店様まで事前に作業受付を行うことをお勧めします。


・MOD FLASH"MOVE"スポーツモード for R60(純正スイッチ仕様) 希望小売り価格¥68,000円(税別)

 ※部品代、工賃及びプログラミング代を含む
 ※R60シリーズ後期への適合については現在リリースに向けて調整中です。

本製品の取付けには弊社でサポートを行っている専用機材が必要となりますので、機材を導入していただいております下記の“Gツール”設備ショップ様のみでの作業となりますことをご了承ください。近隣に設備店舗がない等、MINIオーナーの皆様にはご迷惑をおかけする場面もあるかと思いますが、内容をご理解頂きますようよろしくお願い申し上げます。

【Gツール設備ショップ】
 静岡県:ガレージピットハウス 様(焼津市)
 京都府:Ms+Factory 様(久世郡)
 兵庫県:Revive co. 様(西宮市)
 神奈川県:コックピット戸塚 様(横浜市)
 福岡県:グランドスラム・パステル 様(福岡市)
 愛知県:ミニガーデン(安城市)