こんにちは。
連休最終日の昨日、千葉県の我孫子市へ行ってきました。

我が船橋から我孫子へは電車なら40分ほど。
しかし、通常全く用事のないエリアなので、
気分は小さな旅。


ご存知の方は少ないと思いますが、
我孫子と民藝は切っても切れない関係。
(という言い方が正しいかどうか…)





我孫子




我孫子の駅を降りて、
なんだか楽しそうな看板。


が、
我孫子は大きな市ではありません、
駅前からかなりこじんまり。


ちょっと下っていくと、
10分ほどで手賀沼が見えてきます。
この沼は、僕ら千葉県民が小学校の頃から、
「日本一汚い沼」として教わってずっと記憶に残る、
なんともお恥ずかしい沼。
(今なお全国有数の汚さだそう)



しかし、この土地、
かつては白樺派で知られる、志賀直哉や武者小路実篤らが暮らし、
「白樺」立ち上げに関わった柳宗悦も暮らしていたのです。
柳が暮らしていた頃、窯を作り、バーナードリーチもまた滞在しました。





我孫子と民藝



手賀沼横のリーチ碑。






リーチ碑を超えて200mほどか左、
一本裏道に白樺文学館という、施設があり、












そこは、今現在、
我孫子ゆかりの柳宗悦の足跡として、
「白樺」から「民藝」への流れを非常にわかりやすく学ぶ事ができる
展示を開催しています。








我孫子と民藝





柳らが「白樺」を立ち上げた、若きエネルギー。
白樺は終わりを迎えるも、
リーチと親交を深め、そこを訪ねてきた濱田庄司と出会い…
「民藝」が生まれるまでの、それまた若く、熱いエネルギー。






我孫子と民藝





町歩きとこの文学館とで、
そんなものがしっかりと感じられるのではないかと思います。



文学館の常設は2月後半までみたいで、
おそらくその後はいったん白樺派の何かの展示に移るのではないかと
思うのですが、
お時間ある方は是非足を運んでみて下さい。



白樺文学館公式ホームページ





昨日は寒かったけれども、良い時間を過ごせました。