春の能登・さか本へ | Mineraな日々

春の能登・さか本へ

能登の旅01 【珠洲焼陶房・織陶苑で昼食】


22日23日と能登へ行って参りました。

この4月の時期に能登に行くのは初めてです。

さか本の桜を見に行くことが目的です。

そして、今回は他にも考えがありました。


上の写真は珠洲の織陶苑で珠洲焼の陶房となります。

2年ほど前にも復興した珠洲焼を見に行こうを伺ったのですが

昨年から広い敷地を使って昼食も食べられるようになりました。

「典座」さんでの昼食は期待通りのお食事で満足でした。


織陶苑 典座


そして、今回はご主人に珠洲焼の水指の製作をお願い致しました。

大きさなどをだいたい伝えまして、夏ぐらいには完成かと。

感じでは南蛮水指のような感じで、表面の感じがなんとも魅力的です。

この珠洲焼は土が特殊な物で、強い還元焼成をかけるために薪を多くつかうようです。



能登の旅02 【桜が見事です】


そのまま、急いでさか本さんへ。

時間は14時半くらいだったのですが

今回は、ゲストハウスに早めに入って、私が大好きなCDを流してうとうとしようと。

桜が本当に満開で、見事見事につきます。

今まで、緑多しの夏と紅葉モミジの秋のみだったので、本当に感動でした。

クウちゃんもおとなしく坐っています。

今回は一回も「ワン」をほえませんでした。

んー猫のような風合いになっております。



能登の旅03 【ゲストハウスと桜】


ゲストハウスは健在です!

桜に囲まれて素晴らしいです。

まだ時間も早いので誰もいません・・・。

んーなんてゆっくり流れる時間なのでしょうか。


能登の旅04 【ゆっくり時間がながれるゲストハウス】


大窓から桜も綺麗に見えます。

侘助くんもゲストハウスに遊びにきたりと

久々に元気なさか本さんのお子さんと時間を過ごしました。



能登の旅05


翌朝は予想に反して、快晴です。

なので、5時に起きて朝風呂に入り

能登半島最北端の禄剛崎灯台に行ってきました。

ここはいつも朝に行くのですが、こちらの桜も見事でした。

東京で見る桜と違って、ゆっくりとした時間のなかで見る桜は見事です。

今年は能登で初めて花見をしたような気分です。

私は無礼講での花見は嫌いなもので・・・。



能登の旅06 【七尾 北島屋さんでの抹茶茶臼挽き体験】


そして、今回の旅のハイライトです。

初日にレンタカーの手配をしているときに

能登のガイドブックに七尾市の紹介で

「御抹茶・茶臼体験(菓子付き525円)」というのを見つけてしまいました!!

これには興味津々で、2日目は輪島の予定だったのですが

七尾に変更しました。

電話を事前に入れて予約も完了です。


和倉温泉にちかい七尾には一度も訪れたことがなくちょうどいい機会かなあと。

珠洲から能登空港を通過して、車ですっとばして1時間半で到着です。

情緒のある素晴らしい街並を歩いていくと、お茶やさんの「北島屋」さんに到着です。

本当に歴史のある建物で、戸を開けるとご主人が石臼の前で待ってくれていました。

はっきりいって、茶臼を前に嬉しくて嬉しくて、子どものように茶臼で御抹茶をひいてみました。

茶臼の事は後日、口切り茶事との関わり合いで記事をアップする予定ですが

茶臼で甜茶から御抹茶をひく作業を体験したかったのです。


いつかは口切の茶事を行いたいのでいい予行練習かと。

自分でひいたお抹茶で茶筅をつかってたててみましたが

やはりひいたばかりでしたので最高でした。

ご主人と七尾市の事で話もはずみ3杯も飲んでしまいました。


お茶の北島屋



能登の旅07 【能登空港での立礼席】


名残惜しく能登空港に戻ったのですが

ここでまたびっくり!!

なんと空港のロビーで裏千家淡交会青年部の方たちが

立礼席をされていました。

無料でお菓子と御抹茶がいただけたので

それとなくすわってしまい、じっーとお点前をみていたので

お変わりをすすめられて2杯も飲んでしまいました。


自宅に帰って先ほども、持って帰ってきた御抹茶を飲んだの今日一日で6杯です。

今日は眠れないかも知れません・・・。


最後にびっくりしたのが、空港のロビーから2階にあがると

なんと結婚式をしていました。

空港で結婚式とはいったい!!

どうも地元ラジオ局とブライダルセンターとコラボレーションで行ったようです。


とにかく、今回の能登の旅は密度があまりにも濃く

たった2日間だったのですが、時間の流れが長いので3日間以上いたように思われました。


あまりにもうきうきしてしまったので、今度は夏に2泊したいと思います。