「美輪明宏音楽会<愛> L'AMOUR」 | こだわりの館blog版

「美輪明宏音楽会<愛> L'AMOUR」

「美輪明宏音楽会<愛>」

10/4 PARCO劇場 にて


毎年恒例!美輪明宏さまのPARCO劇場公演であります。

この公演、「音楽会」とついていながら何故かチケット発売は【演劇】のジャンルなんですよね。
毎年不思議だなと思いつつ、でも【コンサート】のコーナーは私は滅多に見ませんから
【演劇】のジャンルだからこそ、毎年チケットを買っているのかもしれません。
よって、このblogでもテーマはもちろん【演劇】に入れております。

構成・演出・美術・衣裳・出演:美輪明宏
演奏:セルジュ染井アンサンブル


美輪明宏のライブを始めて見たのが1990年12月。
渋谷にあった小劇場・ジャンジャンでの年末特別公演で、でありました。
この頃は毎年年末になると美輪明宏は2日間だけジャンジャンで公演を行っており、
これが一種年末のジャンジャン名物公演となっていたのです。
もちろんこの当時からPARCO劇場の公演はやっていたようですが、何せ入場料がバカ高く、
私はなかなかチケットを購入する“勇気”がなかったんですね。
ところがジャンジャン公演は何と2,500円で美輪明宏が見られるということで、
いそいそと出かけたわけです。
ところがどうでしょ、これが開場のはるか前の時間でもう長蛇の列。
もちろん100席ちょっとの劇場でしたから座れませんでしたし、
最前列とステージの間に体育座り(つまり“かぶりつき”ですね)で見る羽目となったのです。
ところがこれが、もう素晴らしかった!
“かぶりつき”で見たがために、完全に私は美輪明宏の創り出す世界に魅了され
ノックアウトされてしまったんですね。
その翌年は何の躊躇もなくPARCO劇場の公演を買うようになりましたね。
もう麻薬みたいなもんです。
だから毎年見続けて10年以上は経っているっていうことでしょうね。

PARCO劇場の音楽会は、内容自体は毎年正直言ってそれほど変わりません。
ここ数年は、エディト・ピアフを中心としたシャンソンに日本の抒情歌の2本柱で構成されています。
2~3年前まではこれに「メケメケ」「ヨイトマケの唄」「老女優は去り行く」など
美輪明宏のロングセラーも入ってましたが、今年は上記の2本柱で構成されていました。

「毎年それほど変わってない内容ならば、2~3年に1回見に行けばいいじゃないか」
さぞかしこう思われている方もいらっしゃるでしょう。
そういう方は是非一度この音楽会をご覧になってみてください。
エディット・ピアフのフランス原語による迫力満点の「愛の讃歌」
これ一曲だけでも聞いてもらえればきっと美輪明宏中毒になること間違いなしで、
きっと来年もこの迫力を求めてチケットを購入している事でありましょう。
まぁ簡単には買えませんけどね。


PROGRAM

 第1部

  「人の気も知らないで」
  「暗い日曜日」
  「恋人たちは何処へ」
  「ラストダンスは私と」
  「人生は過ぎ行く」
  「マダム カチカチ」
  「恋のロシアンキャフェ」
  「ミロール」

 第2部

  「ゴンドラの唄」
  「宵待草」
  「群衆」
  「水に流して」
  「王様の牢屋」
  「愛の讃歌」

 アンコール

  「花」


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