映画「第9地区」 | 東京まいあがり日記

映画「第9地区」

ちょっと前だけど、映画「第9地区」鑑賞。

おもしろかった!
B級映画の役割をまっとうしてる。続編請う!

感想。

■宇宙人が、人間が「キモチワルイ」と思う要素を完備
・昆虫的
・触角、しかも多本数で口や手ができてて構造が人類と著しく乖離
・ねちゃねちゃしてる
・汚いところでゴミあさりしてる
・好物が猫缶

■知的レベルが低いと思うと、差別意識は増長される
難民化して生き残った宇宙人は、指揮系統でなく「働きアリ」。
よって収容されて100万匹単位に増えても組織化もされず、
収容されたエリアは20年たったらスラム化してて、
見てると人間のスラムを想起させてげんなり。
ごみをあさってる風景には、人間との融和の予感はゼロ。

■すごいと思ったところ
・銃での人間の粉砕されっぷり
・ビデオカメラ撮影風のドキュメント撮影とそうでないの混合バランス
・そんなスラムでもたくましく商売する人間。商売の基本は需要と供給。

CMでプロットを知った瞬間に見に行くことを決めた映画は久々なので
そういう映画をさくっと見にいけてよかった。
いまは「オーケストラ」にも注目中。

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メモ。
GW始まる夜くらいに、久々に「朝まで生テレビ」を観ました。

ゲストは勝間和代・ホリエモン以外はあまり知らなかったけど、
猪子寿之って人が32歳で最年少(どんだけ年寄りなメンバー構成!)
で出ていて、超注目。

この人、すごくおもしろいですね。
本質的でありながら、すごく自由なような。
なんで今まで知らなかったんだろう。
ホリエモンとこの人は、今後さらに何かをやる人ですね。
アンテナたちまくりです。ホリエモン並に今後注目します。

で、アレルギーのように嫌いで見てなかった田原総一朗を今回見ていて
なんだか感慨深かった。

「朝ナマ」とか「サンデープロジェクト」を議論の番組だと思い込んでた時期は、
あの混乱っぷりに、本当に気持ち悪くなっちゃってチャンネル変えたりしてました。
それぞれの立場以前の、前提も言葉の定義もしないままされる「アホ議論」に見えたから。

やがて、あれは「ゲストが田原総一朗に翻弄されて失言するのを待つショー」だって
わかってからは、適当にスルーできるようになりました。

で、そういう目でもって見ていた私の勝手な感想としては、
・田原総一朗は、もう油がのった時代は過ぎた。本人もそれをわかってる。
・田原氏が苦手(かなわない?)のは、勝間さん以降の「現実的な提案ができるクレバーさ」
を持ってる人。日本の政治家は田原氏の敵じゃない。

田原 総一朗って傍若無人に話をぶったぎっていくくせに、
猪子氏とかへのの若手へのすりよりぶりに
「老獪さに見えて、実は衰え」を勝手に感じました。

ところで。
ホリエモン
猪子寿之
岩瀬大輔
大宮エリー
笠原健治
中原淳准
みんな東大卒か・・・しかも学歴が武器でなく。東大ってやはりすごいのかも。