昨日観てきました。
今回、宮崎吾郎監督作品という事で、前作「ゲド戦記」でガックリさせられたので正直ダメもとというか、吾郎監督の成長を期待して観ました。
まず最初に!
観て良かった
ストーリーは30年ほど前に"なかよし"に連載された物なのだそうですが、時代設定など変更されてる部分も多いとか。
ジブリの特徴でもある、妖精や魔法は一切出ません
昭和38年という、オリンピックの前年という時代で、横浜の高校生が主人公。
この作品に出てくる高校生達、とってもしっかりしてて、学生運動の走りとも言えそうな学校とのやりとりや学生集会での喧々諤々・・・などなど。
私の目から見ると、と~っても大人に見えました。
高度成長の真っ只中の高校生ってこんなにもバイタリティに溢れてたのか~って観てるこっちまでワクワクしてしまいました
物語の大筋は・・・韓流ドラマ的に感じちゃいました私の個人的な意見ですが・・・。
とっても初々しい、若者の初恋物語。
そこにちょっとした、スパイスが効いて、少しのハラハラがあります。
そして、ゲド戦記でガックリきた、アニメーションそのものがかなり向上してましたよ
キャラクター達のどの表情も、生き生きして可愛く、時にせつなく、そしてまた愛らしい。
この変化、どうしたの?って聞きたくなった(アニメーターさんの総入れ替えでもしたか?(笑)
とにかく、今回はとってもいい感じの映画になってました。
ノスタルジックで情緒たっぷり。
昭和のレトロな佇まいを十二分に感じれるステキな映画でした
『コクリコ坂から』 私の勝手な評価は・・・・★★★★星4つです。
ゲド戦記からのすばらしい成長におまけしました~
でも、この映画は子供が観て面白いのかな~、そこは疑問です
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