長期休暇のゴールデンウィーク を利用して普段なかなかできない

ことをしてみようと思って、腕試しに百軒茶屋からは登山道のない

黒山直登ルートにトライしてみた。


コースはJR 青梅線 沢井駅から西東京バス で百軒茶屋まで行って、

黒山直登にチャレンジした後、黒山から小沢峠を通って、帰りは

上成木から都バス に乗ってJR 青梅線 東青梅 駅に戻るというルート。


なんで黒山直登しようかって思ったかというと、前回(3月に)、やっ

ぱり百軒茶屋から棒の嶺~岩茸石山~高水山 ~上成木を目指した

時にGPS が作動していなかったせいでルートを間違えて黒山に

登りかけて戻った時に、わさび田のおじさんに話したら、まあ、黒山

も直登できるけどって言われたから。理由はそれだけ(わら)

前回は棒の嶺に行きたかったので戻ったけど今回リベンジ+

腕試しってことで計画。


棒の嶺も3月から4回目(沢井ルート2回、名栗 ルート2回で毎回

コース変えてる)なので、ちょっと新しいチャレンジがないとワクワク

しないっていうのもある。 (わら)


で、登り始めたら、先月はルート沿いに木に青い紐が巻きついて

いたけど、今回は紐がなかった。


で、道がない。。。沢沿いを行く。





奥多摩の里山をぶらぶら-k1



これでも下の方だけど、振り返ると急勾配。


奥多摩の里山をぶらぶら-k2


途中で沢が苔むす滝みたいになってたので、写真撮ろうとしたら、

茶色い尻尾が逃げてった。ヘビ!


ちょっとした沢の岩登りみたいなのもあって、そういう経験はあまり

ないので、慎重に登った。


大学時代に丹沢 だったと思うけど、仰向けに沢に落ちたけど、たま

たま背の高いバックパック背負ってたので頭をガードしてくれて

怪我しないとか危ない目にあってるんだよな。沢は滑るから。


で、最後の200mくらいまでいったけど、勾配が急で、でも、戻る

のもシンドそうなのでなんとか倒木とか伝って、最後は岩場を三点

確保とかしてムリムリ登ったんだけど、岩場ですべったら落ちる

なとかっていうシチュエーチョンを何回か経て、落ち着け落ち着け

みたいになって、靴で土を削って5分くらいかけて1段ずつ足場を

確保して登ったりした。


けど、結局、岩場の上に上れるものがなくて断念。


さあ、どうしようとか思って頭が真っ白になったけど、たまたま

2メートルくらい横に木があったので、横に伝って木に抱きついて

降りた。そのあと、急勾配はかっこつけてらんないのでお尻で

滑って降りた。


(上の方は落ち葉とさらさらの砂の層だったので)


何回もすっころんで泥だらけになったので、下の方まで降りて

沢でTシャツを脱いで洗った。棒の嶺コースは人の多いコース

なので泥だらけの人がいたらビックリされちゃうから。

もちろん登山道をフツーに歩いていれば、泥だらけになること

なんかありえない。(わら)


黒山直登コースは自分の実力ではムリだなあ。誰か登った

人がいたら教えて。


どのくらいギリまで登ったかは、GPS が記録していた。

(右下のルート)黒山から岩茸石山に向かう関東ふれあい

なんちゃらまでホントにもう少しだった。

結局戻って、棒の嶺の登山口 から登りなおして黒山~小沢峠

に曲がっちゃったので見れなかったけど、黒山から岩茸石山に

向かっていれば、上から登ったとこ見えたかもね。


でも、右足がちょっと痛かったのと、マジでエネルギーが残量

ゼロだったので見にも行けなかった。



奥多摩の里山をぶらぶら-k3


リベンジはムリだなあ。。。


怪我もせずに戻れたので、すでに、笑い話になりつつあるけど、

登山って言うのは本来こういうもの。

低山でもそういうシチュエーションが味わえて、ゴールデン

ウィーク のイベントとしてはナカナカ充実感&満足度の高い

アタックになったかな。


まあ、そんなとこ。