夏本番、暑い季節を迎えています。そうなるとどうしてもビールをはじめ水分を摂る事が多くなり胃腸に負担をかけがちです。今から体調を整えて下さいね。胃袋の壁は厚さ5mm程度ですがこの中に胃液を出す粘膜、蠕動運動の為の筋肉層、神経、血管が走っています。空腹時は0.5Lほどの容積ですが満腹になると2L以上に膨れます。食事を摂り始めて20分程して満腹中枢が働き始め2時間ほどで「もう食べれない」とサインを出します。


別腹にもご注意

目の前に大好物が出てくると脳からホルモンが出て、胃に早く空くスペースを作る為に小腸への移送を早めます。特に早食いの人は食事が終わっても満腹感を感じる前に大好きなデザートを出されると、ついつい食べ過ぎになります。食後2時間以上かけて胃でこなされた食物は、7m程ある小腸へ流されて栄養分が吸収され、その後2m程の大腸で主として水分が吸収され、いわゆる固形便」の形で肛門より排出されます。通常ではこの間が20時間以上かかります。


胃液の中には胃酸とペプシンという物質があって、これらは肉や骨までも溶かし消化します。しかし、健康な状態の人は通常粘液が分泌されていてバリアとして壁を守っています。ところが過度のアルコール摂取、水分、コーヒーなどの摂り過ぎやストレスなどでこのバリアがよわめらると胃液症状が出て、さらにひどくなると潰瘍を作ってしまいます。

それを防ぐためにも胃にやさしい食生活と内臓元気をおすすめします。

 

朝食、昼食をしっかり摂り、夕食は控え目にするのがりそうです。朝食は目覚めたばかりの体の体温を高め、脳に栄養を供給して一日の活動を始める原動力となります。

そして昼食も日中の活動源として大切な役割をになっていますが、夕食の摂り過ぎは体内に脂肪を蓄え肥満、脂肪肝につながります。(こういう状態を夜食症候群といいます)

遅くとも就寝2時間前に食事を済ませ、後は少量の水を飲む程度にして、もし我慢できない場合は消化の良いものを少量で抑えましょう。


その方によって体質は違います。お客様の話を聞かせていただいてご提案させていただきます。ぜひご相談ください