禁煙物語 | 風の日は 風の中を

風の日は 風の中を

~職場や学校で不安感に悩んでいる方へ~
「不安とともに生きる」森田理論をお伝えしたいと思いブログを書きはじめました。
2011年9月からは、日々感じたこと、心身の健康などをテーマに日記を綴っています。

私が読者登録をさせてもらっているブログですが、タキヒコさんという方が、禁煙に成功している自慢話を記事になさいました!

しかし、どのようにして禁煙に至ったかはナイショだそうです。
肝心なことをふせたまま、ご自分のアタマから煙が出てるようにみえる合成写真(タキヒコさん+煙突)のアップに労力をさいておられます。

どうしても知りたい方にはメッセージで・・・との事。

よっぽどメールしようかと思いました。しかし私は喫煙者ではないです。
ナイショにするようなお話。
気になります。

問題の記事はこちら↓

http://ameblo.jp/968250/entry-11100003975.html


以下にタキヒコさんと同じテーマの記事(わが家の場合)をかきます。



*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆

私は以前、保健所に勤務していたことがある。私の机があった場所は健康指導課というところで、なぜか周囲の職員、ヘビースモーカーだらけ。
いつもタバコの煙に囲まれて過ごしてきた。
ある日、保健所の女性医師が、その環境にブチ切れ、『あなたがたは健康指導課に在籍しながら恥ずかしくないのですか』とかなり強硬な禁煙指導が始まった。
私は保健師なので一応、女医さんに加担して同僚男性から灰皿を取り上げたり、タバコを隠したりいろんなことをやった。

しかし猛反発をくらい失敗に終わった。
『早死にしたいんですね?』と迫る女医さんに『あぁそうだよ、死なせてくれ!』と怒鳴りかえしていた同僚男性。
20人くらいいた職員、ほぼ全員がそんな感じ。

正しい指導だったとしても『やらされている』という意識を持たせてしまうと怒りに火がつき、うまくいかないことを、この体験から学んだ。


そして、同時期、わが家で突然ダンナが禁煙宣言をした。

本人の意思こそ大事で「やらされている」と思わせてはならないことを、職場の体験で感じていた私は、なんにも言わずに見守ることにした。

そして宣言後一ヶ月くらいでダンナが挫折したことを私はタバコの匂いから感じとった。

責める空気をださないようにしながら、喫ってるんじゃないの?ときいてみると、意外なリアクションがかえってきた。

☆挫折している。でもあきらめていない。本数を減らしていくつもり。

☆挫折したことを他の誰にも知られたくない。表向き「禁煙生活」を続ける。

☆禁煙生活のフリを続ける理由…親から成功報酬の意味でお金をもらってしまったΣ(゚д゚;)


お金をもらってたなんて私は全然知らなかった…

その金額は給料1ヶ月分くらい。

それだけのお金を私にナイショで受けとり、受けとったあとで挫折し、親には挫折していることをナイショにしてくれというムシの良い話ヾ(。`Д´。)ノ


結論からいうと、私はこの日から、偽りの禁煙生活の共犯者となり、口をつぐんで暮らした。

偽りの日々。。。7年間に及んだ。

禁煙宣言から本当の禁煙まで7年、長すぎる~


私たち夫婦にはふたり息子がいて、禁煙宣言のとき長男はまだ幼く、次男は生まれていなかった。

禁煙が嘘であることを黙っているのは私だけかと思っていた。(他の家族にはバレていないと思っていた)

しかし。。。嘘を知りながら黙っている者がもうひとりいたことが7年後に発覚!

なんと、「親には黙っているように」という上記の会話を幼い長男が盗み聞きしており、幼いながらもナイショ話だと察し、ずーーーっと黙っていたらしい・・・(わが子ながら、その口の堅さに驚く)


さて、偽りが本物に移行した経緯。

夫が次男を連れて外出した先で喫煙衝動にかられ、子どもの前では喫えず、「ちょっと待ってなさい」と置き去りにしてタバコを喫いにいったことが発端。

このとき、次男は父親の行動を不審に感じたが、その場では黙っていて、帰宅してから友達(上級生)にそのことを話した。

すると「おまえの父さん、愛人がいるんじゃないの」と小学生とは思えないスルドイ意見を直言され、次男はまっすぐ家に帰り祖父母(夫の両親)に報告。

何をしてたの、と両親から聞かれても夫はシラをきるつもりだったみたいなんだけど、ここで長男が7年間の沈黙を破り「おとうさん、タバコのこと話すしかないよ~」と爆弾を投下したのだった…


夫の両親の怒りはすさまじかった。

挫折してること以上に、嘘をつきとおしていたことが逆鱗にふれた。

7年前にいただいたお金はただちに返金した。(正しくは、させられたって感じ)

夫本人より私のほうが、より怒られた。

「健康指導課に勤めてるクセに、ダンナさんも禁煙させれずに」みたいな怒られ方。。。

すみませんすみません、と言いながら、心の奥底では「挫折する息子にお金なんかあげる、あなたがたも悪いんじゃないの~」という思いが正直あって心からの謝罪にはなっていなかったと思う。

こうして家族関係は著しく悪化。


しかし!この日を境に夫は真の禁煙生活に入りそれ以来一度も喫っていない。

家庭崩壊を実感して、やっと本気になったのかな。

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結論は、「本人の意思」と「心理的・環境的に、逃げ道がなくなること」が成功の条件かと私は思っているのですが、タキヒコさん、メールするので答えを教えてくださいね。