ふと下を見ると、相変わらず遅れて歩いているのんびり屋のトラ君
『どうしてあんな臭いものの側で待たないといけないんだろうね』
『う~ん。あの人性格悪いからじゃない』
自分達の落とし物をお世話係が拾う間、2頭からはこんな会話が聞こえてきそう
今日も暖かいお天道さんのもとたくさん歩いてお家に戻ると、早速ベッドにまたがる破廉恥なマニー君
トラ君、マニー君はまたあんなことしてるよ
『見るに耐えない』
トラ君は床に敷かれたマットの上で寛いでおります
『これが僕の生き甲斐さ(今のところね)』
こんなマニー君の暴走を止めるためさて、じゃあまたハウスしてもらおうかなと、お世話係が立ち上がろうとすると、上から見えたこの景色
これぞ正に『トラの開き』。体柔らかいねぇ
そんな『開き』になっているトラ君をハウスに戻してから、お世話係がマニー君に詰め寄るとサササッとお世話係の手を逃れるように自らハウスに入っていきます
『僕、良い子にしてます』
『ふんっ一回ハウスしたからって今までの悪行の数々は消えないゾッ』
こうしてしばらくはお世話係の隙を伺いハウスから出ようとしておりましたが、そのうち諦めて
あぁ何て静かな室内なのでしょう
港ドッグトレーニングセンター