その中でご飯にありつけなかったショウタ君
しばらくごはんを食べる愛ちゃんとトラタ親分を見つめていましたが、意を決したように愛ちゃんに近づいていきます
そして、器用に手で器からご飯をすくい出してテーブルの上にこぼし、そのこぼれたご飯をポリポリと食べ始めたのです
ショウタ君、賢い
ララちゃんはどうやらこの箱が気に入ったようで、今日もすっぽりと箱の中に収まっています
そして今日はとても珍しいことがありました
なんと、マロン君がお世話係に甘えてきたのです
最初は驚きながらもマロン君をナデナデ
していたのですが、お世話係には他にもやることが
と、マロン君を撫でていた手を止めると、
ぬ～っと後ろ足で立ち上がり、
パシッ
とお世話係の腕を叩くのです『その手を止めるニャ
』
と言わんばかりに『ニャー
』と鳴き
そして挙げ句の果てにはお世話係の腕の下に顔を入れ、
『早く撫でるのニャ
』と際限なくナデナデを催促するのでした
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