昨日に引続き、年末調整実務編・・・
今日は、過去に溯って支払った場合。
又は、過去に遡及して返還してもらった場合。
をお話します。
例えば・・・こんなケース。
残業手当の未払分について、
過去3年分 溯って支払う・・・って場合
最近、労働組合や労働者から、残業代の未払分について
裁判をおこされるケースが多々ありますが、
まさに、そんな場合ですね。
3年分まとめてもらってはいますが、本来はその年に
支払うべきものが未払いだった・・・
だから今年支払った。と言うだけのことなんですね。
過去に支払うべき賃金は、今年の給与ではありません。
従って。。。大変面倒ですが、
その賃金が支給される日の属する年の、年末調整のやり直し。
になります。
今年の給与の中に入れない で下さいね。
所得税の税率は、累進課税といって
所得が増えれば税率も高くなる仕組みになっています。
過去に支払うべきものを、今年の給与の中に入れてしまうと、
税率が高くなる可能性があります。
注意して下さい。
逆に過去に支給していた手当等を返還させた・・って場合
会社の規定で、扶養手当等を支給している場合ですね。
奥さんの所得が38万円以内だったら、
扶養手当として 月1万円支給します とか
賃貸住宅だったら、家賃の補助として 月1万円支給します
などなど。。。
会社によってさまざまな手当がついている場合
そんな場合で、奥さんの所得が38万円を超えていた
あるいは、両親と同居していて賃貸ではなくなっていた
なのに、会社側が気がつかず、手当を支給していた・・・
だから、過去に溯って返還させるというケース。
この場合も、 と同じで、
その賃金が支給された日の属する年の、年末調整のやり直し。
になります。
過去に溯ってなかったことにする・・・ってことですね。
この場合も、今年の給与の中から減額してしまうと、
税率が変わる可能性がありますので、注意して下さいね。
ふぅ~・・・何とも、面倒くさい。
では、また明日
今日は、過去に溯って支払った場合。
又は、過去に遡及して返還してもらった場合。
をお話します。
例えば・・・こんなケース。
残業手当の未払分について、
過去3年分 溯って支払う・・・って場合
最近、労働組合や労働者から、残業代の未払分について
裁判をおこされるケースが多々ありますが、
まさに、そんな場合ですね。
3年分まとめてもらってはいますが、本来はその年に
支払うべきものが未払いだった・・・
だから今年支払った。と言うだけのことなんですね。
過去に支払うべき賃金は、今年の給与ではありません。
従って。。。大変面倒ですが、
その賃金が支給される日の属する年の、年末調整のやり直し。
になります。
今年の給与の中に入れない で下さいね。
所得税の税率は、累進課税といって
所得が増えれば税率も高くなる仕組みになっています。
過去に支払うべきものを、今年の給与の中に入れてしまうと、
税率が高くなる可能性があります。
注意して下さい。
逆に過去に支給していた手当等を返還させた・・って場合
会社の規定で、扶養手当等を支給している場合ですね。
奥さんの所得が38万円以内だったら、
扶養手当として 月1万円支給します とか
賃貸住宅だったら、家賃の補助として 月1万円支給します
などなど。。。
会社によってさまざまな手当がついている場合
そんな場合で、奥さんの所得が38万円を超えていた
あるいは、両親と同居していて賃貸ではなくなっていた
なのに、会社側が気がつかず、手当を支給していた・・・
だから、過去に溯って返還させるというケース。
この場合も、 と同じで、
その賃金が支給された日の属する年の、年末調整のやり直し。
になります。
過去に溯ってなかったことにする・・・ってことですね。
この場合も、今年の給与の中から減額してしまうと、
税率が変わる可能性がありますので、注意して下さいね。
ふぅ~・・・何とも、面倒くさい。
では、また明日