年末年始、一年半ぶりくらいに娘一家が滞在して、本は、例え百田さんの本でも読む閑ありませんでした。
その間、猫ちゃんの往診が一件ありましたが、
途中になってた日本国紀をやっと今日、最後まで読みました。
私、社会人文系は学生時代、あまり勉強しませんでした。
歴史の授業と言えば、小中高と、決まって、明治時代くらいまでしかやらないし。
それが意図的なものだったと気付いたのは、大人になってから。
世界で一番古い国、日本の歴史を1冊に書くとなると、どうなるのかな。
平成もそろそろ終わるので、歴史になるんだなあ。
ところで、割と常識的な本だと感じました。
陰謀論なども無いし、盲目的な皇国史観も無い。万世一系への疑問すら呈している。
学生時代、周りに、三島由紀夫ファンや、右系の友達も居ましたし、
団塊の世代を斜め上に見ながら、学生運動、テロ活動など、左翼に嫌悪を感じていたし、
全く違和感も無く、ネット情報などから、大体知ってるよーの内容も多かったのですが、
GHQのWGIP(戦争についての罪悪感を日本人に植え付けるための宣伝計画)や、
何故、南京大虐殺や、従軍慰安婦強制連行という嘘が広まったのか、
そして、朝日新聞が一応謝罪文も出していることを、
知らない人は読んだら良いと思う。
左系の文学老人や、朝日新聞をまだ読んでる、あの人やこの人に、
話題の面白い本ですと送ってあげようかなと思ったり。
読みやすいし、
これが、最近のネット民たちの常識だろうと思ったので、
批判するのも良いだろうし、乗り遅れないように読むといいよ、と
お奨めしてみます。