免疫抗体異常・・・

 

私の慢性じんましんの原因はこの病名だそうです。

 

つまり、自分を守るはずの免疫抗体が自分を攻撃していたということになります。

 

もちろんそうなるにも、

 

じんましんが出るきっかけは、多々考えられます。

ストレスや何かのアレルギー、他に重大な病気があるとか…

すべて検査した上で、どれにも当てはまらない方は、

私と同じ、抗体異常の可能性もあります。

 

私が通っている病院の先生いわく、

 

ここ2,30年、じんましんの研究はされてなかったようで、

昔から言われている方法くらいしか治療法がなかったようです。

なんせじんましんで死ぬ人はいませんから!

研究されなかったんだとか…

 

しかし、現在では、過度の症状で亡くなる方も出たということもあり、

 

アレルギーの研究に次いでじんましんの研究が行われるようになったそうです。

私の通っている病院でも専門チームが作られ、

研究が続けられているそうです。

もちろん、その研究に私の皮膚も血液も提供しております。

もっと、研究が進んで、早く治る人は増えることを願って・・・

 

そして、今の段階で免疫抗体の異常によるじんましん患者には、

 

それに効く薬があります。

ちょっと高いですが…

 

私と同じような症状で、病院に来ている方が6人ほどいらっしゃるそうです。

 

その6人ともがこの免疫抗体異常の結果が出ているそうです。

 

前回お話ししたように、採血から免疫抗体を取り出し、

 

腕の皮膚に食塩水と抗体をちょっと離して注射します。

 

すると、本来自分の抗体ですから赤く腫れるなどの反応は出ないのが当たり前です。

 

食塩水もしかり!

 

しかし、私の場合食塩水にはまったく反応はありませんでしたが、

 

抗体を注射した途端、皮膚が赤く腫れ上がったんです。

その後、15分ごとに様子を見ていると腫れは大きくなり、じんましん状態となりました。

これで、抗体異常と判断が付きました。