一昨日の記事で感動の第一報をお伝えいたしましたが、ノエル&ゲムのシークレットライブに行ってきました。
今回のライヴはMyspaceの日本でのサービス開始に伴い、開催されたMySpace Secret Showsの日本第1弾。
ノエルがoasis初のベスト盤「Stop the Clocks」の日本発売に合わせ、来日するのは知っていたけれど、今回は会えないだろうなあ。。。と諦めていたところに今回のライブのお知らせがあり、早速応募したものの、最初は当選ならず、追加でめでたく当選!!
これまた追加当選した相方とともに行ってまいりました。

シークレットライブって今まで散々他のアーティストのは逃してきて悔しい思いをしてきましたが、初めてのシークレットライブがノエル&ゲムなんて本当に嬉しかったです。

会場はLIQUIDROOM。
整理番号が後ろのほうだったので、会場に入った時にはすでに前の方に行くのは無理かなと思い、チビな私にも見やすそうな場所を確保。
ステージが正面に見える後ろの場所にしましたが、後ろとはいえ、いつものライブの席よりは近い!!

しばらくして、ゲム、ノエル、そしてパーカッション担当のテリーの順でステージに軽やかに登場。
やっぱり近い!!
イギリスではもうこんな箱で見られることなんて絶対ない!!とその近さにかなり感動しました
ちなみに、ノエルは昼間の「いいとも!」に出演時の服装と同じでした。

そんな近さに感動しながら、1曲目の(It's Good)To Be Freeがスタート!
今度は音質に感動。
やっぱりいつもの大きな会場で聞くよりも音がクリアで、かなり迫ってくるものがありました。

この日のセットリストは以下の通りです。↓

1. (It's Good)To Be Free
2. Talk Tonight
3. Fade Away
4. Cast No Shadow
5. The Importance Of Being Idle
6. Listen Up
7. Half The World Away
8. Wonderwall
9. Whatever
10. Slide Away

11. Strawberry Fields Forever
12. Don't Look Back In Anger
13. Married With Children

いきなり2曲目で「Talk Tonight」が来た時も嬉しかったですが、その次に、「Fade Away」「Cast No Shadow」ですよ!!
この時点でこれがとても貴重なライブだということを実感。
ここの前後で本当にちょっと泣きそうでした!!

そして、5曲目の「The Importance Of Being Idle」。
去年のサマソニ、3日連続の来日公演を身体が覚えているのか、自然にノリノリで踊ってました。
アンプラグドなのに(笑)。

その後も貴重な曲が続いたところで、ハイテンポの「Whatever」!
原曲よりもポップな感じでこのアレンジで生で聞けて、再度ライブの貴重さを痛感しました。

しかも、その後「Slide Away」を聞けただけでも、うー、、、となっていたのに、ビートルズの「Strawberry Fields Forever」ですよ!!

彼らが影響を受けたアーティストの曲のカバーを聞けるなんて、まさか思っていなかったので感慨も一入!!
それに私はビートルズの曲のカバーを聞くと違和感を覚えることも多いのですが(ビートルズの声がしみついているからでしょうね、)、そんなことは全然ありませんでした。
ノエルもそうだし、ゲムもそうだと思うのですが、ビートルズに憧れて彼らもずっとカバーしていたのでしょうから、もう彼らの一部になっているんでしょうね。
ノエル版の「Strawberry Fields Forever」は何だか少し可愛らしさもあって、心がぽっと温まりました。
本当に素晴らしかったです!!

その後は、お待ちかねの「Don't Look Back In Anger」。
やはりこれは大合唱しないと!
ということで、いつもよりは控えめに私も一緒に歌わせていただきました。
やっぱり、この合唱は何度味わってもいいです!

しかし、この曲が来るとライブももうそろそろ終わり。
あー、と寂しく思っていると、やっぱりラストソングというノエルのコールが、、、。
しかし、「Don't Look Back In Anger」を締めくくる最後の曲って何だろう??と期待して待っていると、何と「Married With Children」じゃないですか!!
この曲は、通常のライブでもめったにお目にかかれない曲なんです!
いやー、もう最後のサプライズプレゼント、かなりビッグでした。
ノエルが優しく「~ Goodbye I'm going home」と歌ってくれているのを聞きながら、帰り道にこの優しい歌声を胸に今日のライブを振り返り、温かい気持ちで帰る自分を想像していました。

今回のライブはアンプラクドだったし、箱の小ささも幸いして、かなりアットホームな感じでした。
いつもoasisのライブに行く度に思うんですが、oasisのファンの方々って良い方達が多いんですよ。
そしてファン同士もoasisを通じてつながっている感じも強く感じるんですよね。
今回のライブでも、一人が「ノエルさん」と呼びかければ、続けて「ゲムさん」、「テリーさん」とちゃんと3段オチになるような息の合っているところを披露してました。
ちゃんとその日に紹介されたテリーにも愛着をこめてよびかけるあたり、oasisファンの温かさを感じて何だか嬉しかったです。テリーにもきっと伝わったでしょうね。

そして、ステージ上のノエル。
彼もファンとのやりとりを楽しんでくれていて、「あにき」コールが起こった時には、「兄貴ってさ、日本語でBig Brotherっていう意味なんだよ。」ってちょっと恥ずかしそうに、しかし嬉しそうにテリーに説明してました。
今まで彼らは他のアーティストよりかなりな日本好きにもかかわらず、ほとんど日本語でMCをしたことがないノエル。
日本語に興味がないのかと思っていたけれど、ちゃんと分かっていたんですね。

さらに、ノエル自身も観客からの呼びかけに気さくにジョークを交えながら答えてくれたし、ちょっと質問が聞き取りにくい時は「Pardon?」と優しく聞き返したりして、観客との交流を図ろうとしていました(呼びかけをせずに静かに聞いて欲しい場合は「シー」といつもの通り言ってましたが<笑>)。
いつものコンサートとは違った心地よさを味わうことができて、とても楽しかったです。

他に印象に残ったのは、ノエルを見事にサポートしていたゲム!
ギターを弾いたり、キーボードを弾いたりして忙しそうなのですが、あくまでノエルのペースで進められるように、移動も素早くて、ノエルにとても気を使っているんですよ。
しかし、それが大変そうに見えるかと言えば、そうではなく、ゲム自身もライブをとても楽しんでいるのが伝わってきました。
oasisのメンバーであって、同時にoasisのファンなんですね。
去年の来日公演の時からゲムには好印象を持っているのですが、今回のライブでもまた好感度が上がりました。

今回の来日では会えないと思っていたノエル。
本当にこのような形で会えて嬉しかったです。
明日にはイギリスに帰ってしまうノエル&ゲムですが、心より感謝します!
次のアルバムや来日はいつになってしまうかはまだ分かりませんが、またきっと大きくなったoasisをみせてくれると信じています。

最後に「Stop the Clocks」の日本発売日に素敵なライブを企画してくれたMyspaceにも感謝です。
お土産でいただいたシリアルナンバー入りのポスターは、帰りの電車ではつぶれないよう、大事に大事に持って帰ってきました。
本当にありがとうございました。

なお、今回のライブの模様はこちら でスライドショーを見ることができますので、是非どうぞ♪


オアシス
ストップ・ザ・クロックス(初回生産限定盤)(DVD付)