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今日は前々から行きたかった、茨木市の山奥にある
茨木市立キリシタン遺物資料館に行って来ました。


 



この村には、かれこれ20年以上前・・・
パパとドライブデートで来たことがあり

その頃は、こんなに立派なものはなくて
本当に道も細くて細くて、まるで八つ墓村のような(失礼)
まさに隠れキリシタンが今もなお住んでいそうな感じの村でした。



「クルス山」という地名があったので、すごくときめいて気になっていて
いつか訪ねたいと思っていました。



20年の歳月を経て訪ねてみた隠れキリシタンの里は・・・

なんと、開発の波に飲み込まれ、想像もしていなかった風景に。。。(涙)

それはのちほど。。。



さて、茨木市立キリシタン遺物資料館には
世界的にも貴重なキリシタン遺物が展示されていて
とても詳しいDVDを拝見することができます。


皆さん必ず教科書で見た、おなじみのこの方のこの絵は


画像はお借りしています


なんと!この資料館のお隣にあるこちらのお宅に
世継ぎにのみ伝えられてきた「あけずの櫃」の中から見つかったもの!


 

「あけずの櫃」の存在は、世継ぎにしか知らされず、
女子供には知らされず、そのようにして何百年も
秘密を守り続けてきたとのこと。。。


この辺りは、高槻城主のキリシタン大名 高山右近にもゆかりが深く
高山右近がフィリピンに追放された1614年(慶長19年)以降
この山奥深くに隠れ住んで信仰を守り続けてきたのですね。。。


最後のキリシタンのおばあさん3姉妹は、踏絵をしたことがあると!
大正8年にクルス山でキリシタンの墓碑が見つかった時に
研究者に「あけずの櫃」を見せてくれるよう頼まれた時でさえ
「これを見せたらお縄になる」と言って、拒んだんだそうです。


「今は宝物だから大丈夫」と説得されて見せた、と。。。


すごい。。。




この村で発見された「オラショ」(お経のように唱える祈りの言葉)を
書いたものを譲り受けた方がいらして
それを右近ゆかりの高槻の教会で歌われたそうです。
とても行きたかったのですが、行けなくて残念でした。



その「オラショ」をおばあさんが唱えておられる姿もDVDで写ってましたが
たぶん意味も分からず、口伝えで唱えて伝承してきたんですね。。。


 次回に続きます~




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