千葉県船橋市を中心として、
県内に6店舗展開している
「石窯パン工房」ピーターパン。

表

全国の菓子・パン屋 
年間売上額(平均)は、
約3,000万円らしいのですが、
ピーターパンの場合は、
1店舗あたり3億円。
なんと通常のパン屋の10倍の売上だという!

何がそんなに凄いのか?
思い行ってきました。

おもて

さすがに毎週末には大行列ができるそうで、
今日も大混雑でした。

店内に入ると焼きたてパンの香りが立ち込めて
お腹も減ってきた。
混在した店内でレジに並ぶこと約20分。
ようやくお目当てのコクうまカレーパンを
はじめ、レジを待っている間に物色していると、
お腹が減っているせいもあってついつい、
いろんなパンに手を伸ばしたくなる。

店内


※なんと客単価は約2,800~3,000円だそうだ。私もまんまと術中にハマってしまって、3,024円も使ってしまった。

どれどれ、試食してみると、
総菜パンの中では、
まあ美味しい方ではあるが、
格別、超こだわりのトンガっている味でも
なかったし、わざわざ越境して買う必要も
なかろう!

しかし、次から次にお客が湧いてくる様に
店内に入ってくること!そうしているうちに、
待ち時間の解消に店の外にレジをつくって
お客を捌いていました。

長い間レジ待ちで店内に居たので
分かった事だが、
絶えず焼きたてのパンが供給され続けている。

素材にこだわるだけでなく、
出来立ての提供にもこだわっているとのこと。
一日1,000個売れることもあるカレーパン
ですら、一回に揚げるのは12個だけ。
常に出来立てを提供するためだそうだ。

店内2


出来立てが来れば、
客に言われずとも交換したり、
焼きたてのパンと冷めたパンを交換する。
冷たいパンは試食に回す。
混雑時には客のトレーを代わりに運ぶなどの
店員の心配りも見上げたもんだ。

そんなパン屋には、
よっぽどパンが好きなパン職人が
大勢いるのかな?と思いきや、
調理師や店員の多くは、
新卒を積極的に採用していて
四大出が多いのにびっくり!

彼らは経営者を目指す人が多く、
「パン職人よりも経営者」だそうだ。

毎週、社長は定休日返上で、
社員向けの経営勉強会を毎週開きます。
経営を意識することが客を意識することに
つながるからだという。

そうした意識の高い社員が行列の
パンを支えていました。

今度、社長に逢いに行ってみよう!