☆m★i☆m★i☆ 原点★ | 【Loutka】人形作家

【Loutka】人形作家

【Loutka(ロウトカ)】とはチェコ語で“人形”を意味します。
“どこか寂しげで哀愁漂う・・・ほうっておけないこの子たち”・・・をテーマに作品制作をしています。
あなただけのお気に入りを見つけて頂けたらうれしいです。

これは、10月上旬のお話です。




以前からずっと気になって気になってたまらなかった、

「深沢小さな美術館」へ行ってきました。


こちらは、私が最も尊敬する造型作家・友永詔三さんの個人美術館です。

(館内には、友永さんがかつて手がけた人形劇「プリンプリン物語」の人形をはじめ、

多くの友永さん作品が展示されております)
★☆m★i☆m★i☆★ワールドへよぅこそ♪



駅から美術館までは・・・ほし

★☆m★i☆m★i☆★ワールドへよぅこそ♪



森の妖精ZiZiが道案内をしてくれますこびと

(写真がジィジィです。これも友永さんの作品ほし

★☆m★i☆m★i☆★ワールドへよぅこそ♪






地図も何もない道。

ZiZiを頼りにたどっていくと、美術館にたどり着けるとの事ほし
★☆m★i☆m★i☆★ワールドへよぅこそ♪



ZiZiを頼りにてくてく進んでいきましたほしほし

★☆m★i☆m★i☆★ワールドへよぅこそ♪



はじめはうかれてZiZiの数を数えていたのですが、

そのあまりの多さに途中から数え切れなくなりましたほし
★☆m★i☆m★i☆★ワールドへよぅこそ♪





ZiZiを探しながら山奥へ進み・・・ほしほし

(この写真の中にもZiZiが隠れています)

★☆m★i☆m★i☆★ワールドへよぅこそ♪





進み・・・植物木

★☆m★i☆m★i☆★ワールドへよぅこそ♪



進み・・・・植物木木
★☆m★i☆m★i☆★ワールドへよぅこそ♪





進み・・・・植物木木植物木木
★☆m★i☆m★i☆★ワールドへよぅこそ♪



気付くと人の気配はまったくなく、完全に山奥。



足元みると蟹さんカニがヨチヨチ歩いていたり

廃墟が転々とあったり


聞こえてくるのは、自分たちの足音と川のせせらぎのみ・・・



そんな中、

『こんなに生き生きしてるmimi、数年ぶりにみた!!』と言われました。



・・・確かに。

こういった静かで自然に包まれた環境が何よりも大好きな私は、

心からリラックスすることができ、すっかり気持ちは野生へと戻り(?!)

何度も川へ走っては、魚を眺めていました魚



道端に咲く小さな花に癒され、

草がカサカサっと動くと“蛙や蛇がいるんじゃなかろうか!!( ー`дー´) きら

・・・とわくわく探しながら歩き進んでいきました。



ゴールが見えぬまま、歩き続けて一時間が経過。



『もももも・・・もしかしたらニセモノZiZiが紛れ込んでいて、イタズラに道を案内してるのかも(((( ;゚д゚))) !!』

なんて、ちょっぴり不安になりかけた頃、、、





ようやくたどり着いた、

夢にまでみた美術館!!\(^o^)/!!!




ここでひとつ報告ですくりん泣き顔



・・・私が10月からこのブログをずっと更新できずにいたのは。



100枚以上、写真を撮ったのにも関わらず、

90枚近く・・・うっかり削除してしまったからです・・・(;゚;Д;゚;)ガーン・・・

(上にのせた写真以外すべて)





そりゃもう、ほんとにショックでショックで・・・



自分で自分にパンチした日々を送っていました。
★☆m★i☆m★i☆★ワールドへよぅこそ♪


よりによって、この日の貴重な写真を削除してしまうとは。。。。



でも逆に、心の中にき~ざ~め~!

とのメッセージだったのかもしれませんね。






さてさて、話は戻りますが。

美術館にたどり着いた瞬間、目に飛び込んできた景色は、

今だに夢じゃなかったんじゃないかと思うほど素晴らしいものでした


まるでトトロの世界。

おとぎの国は実在するんだと思いました。

(美術館も、友永さんの手作りなんです!!!)



入り口では、本物の鮫(チョウザメ)がお出迎え。

さらに奥には、大きな鯉が泳いでいて、

目に飛び込んでくるひとつひとつのものが、まるで絵本の中に入ったみたいな世界でした。

(池も友永さん手作り。土を掘り、自ら作ってしまってるんです。)




そして、おとぎの国の入り口を思わせるような可愛らしい扉をあけ、、、



美術館の中へ、いざ!!!



・・・・・

・・・・


・・






泣きました。

まさか、自然と涙が出てくるなんて。


あの時の光景。思い出しただけでも泣けてきます。



憧れのチェコへ行き、

はじめてマリオネットの大群をみたときの感動を思い出しました。


いや、それの何億倍も感動しました。

とてもじゃないけど、言葉では言い表せません。



興味のある方はこちらのHPからどうぞ。

(ギャラリーから人形達がみれます。)

http://timegoesby.dyndns.org/~smallmuseum/






でも、写真では何ひとつ伝わらないと言い切れます。

実際、みないとあの素晴らしさは伝わりません。

なので興味のある方は絶対に行ってみて下さい。



美術館は11月~3月までは休館しているので、4月になったらまた遊びにいきたいと思います。



この日は、友永さんが不在で、奥様が館内を案内してくれたのですが

こんなにも充実した時間は久しぶりでした。



鯉を眺めながら、奥様の手作りスウィーツを頂き、

色んなお話を聞かせて頂きました。

(テーブルもイスも全て友永さんの作品でした。)



そして、奥様に、鯉について熱く語ってしまいました

鯉、大好きなんです。



小中学生の頃は休みの日といったら、

パンのミミ(mimi)をパンやさんからたらふくもらってきて、

ふたつ隣の駅の墓場までいき、


墓場下にある池の鯉にエサをやるのが何よりの楽しみでした。

鯉にエサやる時に歌う“パンノミミ”という自作の歌もあります。



墓場の鯉にエサやりにいく。

“パンノミミ”を歌いながらエサをやる。


今もね、夢にまででてくるんです。

土を掘るとどんどんどんどん、鯉がでてきて



・・・で、エサをやる。



そんな夢の中に入り込んだかのような、この現実の場面に遭遇。

こりゃあ、もうテンションあがってあがって大変でした。




あぁ。。。鯉のせいで思わず話はそれましたが、

辛い時。悲しい時、



この日のことを思い出すとまたがんばろうって気持ちになれるんです。




リンゴ連続人形劇プリンプリン物語 

http://www.youtube.com/watch?v=S4h_dKUv3lY




自分の居場所。

そんな素敵な一日でした。



久しぶりに文だけのブログ(笑)

最後まで読んでくれたあなたには花丸あげちゃう!!(笑)


★☆m★i☆m★i☆★ワールドへよぅこそ♪