2回目の大腸内視鏡検査。


A病院の時はムーベンと病院で格闘しましたが、
D病院は自宅ですっきり?してから検査へ向かうスタイルでした。

今回の下剤はモビプレップです☆
梅味を化学的な味にするとこーなるみたいな味(表現力乏しくてすいません…(^_^;))。
ムーベンに比べたら全然美味。


で、前日の食事ですが、注腸造影の時は検査食の指示があったのに、
内視鏡は繊維質、乳製品、油は摂らないようにという指示以外は特になし(´・ω・`)不安。

横着者な私は、通販で食べたことがない検査食をチョイスして購入(キューピーのクリアスルー)。
おやつはカステラにしました。


私の中での検査食ランキング☆


1位  クリアスルー

2位  サンケンクリン

ランキング外…ダルムスペース
(悲しいくらいに味が薄かったです(T_T)。)


検査は昼からだったのですが、不安なので5時に起きて服用開始。
ムーベンの時は検査まで5時間もかかったので…(^_^;)。


特段問題なく、1リットル手前でもう水便に…(゜ロ゜;あれ?驚き!
家を出るまで少し寝て、病院へ向かいました。


先週の胃カメラと同じ受付、同じ待合室です。
名前を呼ばれ、検査着に着替え、検査室で横になり、しかるべき時を待ちます。
今回は、鎮静剤なしなのです(T_T)。


初診のとき…

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「先生、胃カメラと大腸の内視鏡って、
寝てる間に終わるやつでお願いできますか??」


「んー?うちはそーゆーのやってないんだよねー。
痛いときは痛いって言ってくれないと危ないよ?」


えーー(゜ロ゜;!!?
そーなの??
病院によって違うの??
頼めばやってもらえるのかと思ってた…(T_T)!

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胃カメラは思いがけず鎮静剤打ってもらえたけども、
今回はそうもいかなそうな予感がします…(´・ω・`)。


待つこと何分?
先生なかなか来ません。
ブランケットかけてるけど、お尻パックリパンツの隙間がすーすーします(´・ω・`)。

そうだ。
どうかイケメンではありませぬよーに…。


と、誰かが検査室に入ってきた模様。


「あーーー。眠い…!!」


む!なんだとっ(-_-;)!
と思って振り返ると…。


!!!


主治医様の登場です( ̄▽ ̄;)。


イケメンの心配がなくなって安堵。
が!
鎮静剤なしがほぼ確定です…(T_T)。


って、先生、あなたがそんなセリフ吐くと
「二日酔いのおやぢ」にしか見えませんから…(゜ロ゜;!!


何やら腕に打たれて、何やら尻に塗られて、何の予告もなく始まりました…。

せめて、管、入れる前にひと声かけてよー、先生…(T_T)!


少しして、激痛が…


「いったぁー!なんで?
なんで胃が痛いの?!いたーーいっっ!」


痛いと言ったところで、何も追加の処置はありません(T_T)。

うんうん唸りながらモニターを見ます。


あ、私の腸、結構きれい♪
しばらく、不思議な感覚で、、人体の不思議?を感じながら、、なのでしょうか…。
黙って、眺めていました。

ときどき流れている背油みたいな白い粒は何だろう?
未だに確認していませんが…。


すると、突然現れました、不気味な物体が…(゜ロ゜;!


「エイリアンみたいでしょ?」


よく、腫瘍はエイリアンに例えられてますが、
私、エイリアンが記憶にないんです…。
画像ググって見てみても、ピンときません…。
何でだろう?


ニョキニョキした腫瘍のてっぺんは、
化膿した時のような色で、なんだか変にえぐれています。


「こんな風に下までえぐれてるのは、ほぼ間違いなく癌。
エイリアンみたいでしょ?」

先生、何度かエイリアンに例えます。
リアクション薄くてごめんなさい…(^_^;)。


「じゃあ、手術の目印用の墨を入れるよ?」


モニターに、スポイトの先っちょみたいなものが映ります。
現物はたぶん針程度の細さなのかな。
注入された箇所が黒ずんでいきます。
少し鈍痛を感じました。


目印つけも終わって、カメラは出口へ向かいます。
もう終わりだと思って、モニターを眺めていると、、、
今度はサボテンみたいな物体が現れました(゜ロ゜;。


「先生、これも癌なんですか?」

先生、さぼてんをツンツンします(゜ロ゜;。
次はさぼてんを右に左に倒しながら…


「んー。たぶん違うと思うけど、取っちゃおう。」


ほ?!
想定外の出来事です。
告知のとき、言ってたのかも。
パニックで覚えてないけど。


さっきの針?がモニターに現れ、サボテンの根元付近に何かを注入します。
先ほど同様、少し鈍痛を感じます。


今度は、ワイヤーの輪っかみたいなのが現れました。


輪っかをさぼてんにひっかけて、位置を調整しています。


照準を定めたのか、ピタッと止まった瞬間、
「ジュッ」という音がして…たような…、さぼてんが伐採されました。


さぼてんがあったところが、クレーターのようになっています。


おおおおお。
なんだか、感動してしまいました。



「よし。完璧だねー♪」


先生、自我自賛です(^_^;)。


看護師さん、

「先生、どうします?
◯◯(←忘れました…)すると(さぼてんが)くずれませんか?」


「んー?
ぺこじぃさん、ごめんねー。
管、一回抜くわ。で、また入れるから。」


(T^T)!!


先生、輪っかにさぼてんをひっかけて、ずるずる引きずり出しました。


「はい。これが取ったやつね。」

白い布の上に、コロッとしたものが。


ちっさーい!
モニターで見たさぼてんは、1センチ強の大きさでした。


そして、内視鏡、再開?です。


…。

先生!
お願いだから、管入れるとき何か言って……(-_-;)!


カメラは、さぼてんがあったクレーターのとこに戻りました。


「ここ、出血するといけないから、今からクリップみたいなやつでとめるからね。」


ほ?クリップ?


画面から針が消えました。


しばしモニターをガン見してたので、横で何をどーしてたのかはわからなかったですけど、
少しして看護師さんが先生の横に来て、ふたりで息を合わせるように掛け声を上げ始めました。


「せーの!」


バチン!


「もう、1個!」

「せーの!」


バチン!



「もう1個いっとこう。」

「はい!」


「せーの!」


バチン!



うわあ。
またまた、感動してしまいました。

一体現物はいかほどの大きさなのでしょうか。
クリップが、三つ、きれいにクレーターを塞ぐようにとまっています。


これで、内視鏡検査は終わりました。
クリップが採れると出血して危ないので、
重たいものをもったり、激しい運動などはしないよう指導されます。

検査室を後にし、トイレで用を足し、着替えて外来で待ちます。


名前を呼ばれ、診察室へ。


「うん。早期だね!
切ったからと言って、そこで終わりぢゃないからね。
定期的な検査は、絶対さぼらないこと。」



やったー!
先生から、「早期」の二文字が聞けて、母と顔を見合せ、無言でうんうんとうなずき合いました。

それまでの検査で特に異常はないこと、
手術日の変更はないことを告げられ、
診察室を後にし、この日はまっすぐ帰宅しました。


到着と同時にバタンキューです。
夕食まで爆睡しました。

仕事休みにしといて良かったぁ。