私の癌は「右腎細胞癌」でした。
腫瘍の大きさは2cmほどで、ステージⅠ。
右の腎臓を腹腔鏡手術で全摘出し、
転移が見られなかったため、追加治療がなく、
現在は3ヶ月に一度、検査を受けています。



検査の内容は、CTと腹部エコー。
肝臓や肺、そしてリンパに転移の気配がないかの検査のようです。
(私は毎度、“異常なし”の言葉しか耳に残らない為、細かい内容はよくわかっていません。)
その結果を踏まえて、先生の診断。
これでいつも6,500円弱です。



手術は昨年の12月13日でした。
丸2年までは3ヶ月に一度、
それ以降5年までは、半年に一度検査を受けていきます。



ほとんどの癌は、5年再発しなければほぼ大丈夫。
10年再発しなければ「完治」とされるそうです。
ですが、
腎臓の癌は、10年、20年後に再発してしまうケースがあるそうで、
5年経過以降は年に一度の検査で、
「20年は続けた方がいいでしょう」
とのことです。




本当に「まれなケース」であるなら、
検査を勧めはしないでしょう。
きっと、けっこういらっしゃるんでしょうね。
「もう完治だ」と思っていた、
もしくは忘れかけていた頃に再発してしまった方々が・・・

確かに、インターネットで「腎細胞癌」を検索すると、
「20年後にも再発するケースがみられる」
と書いてあります。

20年。
「もうないだろう」
そう思うには充分な年月だと思う。
それでも再発してしまう。
腎臓は、他の臓器と、何がそんなに違うのだろう?




今回の術後9ヶ月の検査では、
初めて、体内に残っているクリップの素材について聞いてみました。
先日、整形外科に行った時に、
問診票に「体内に金属はありますか?」という質問があったからです。
私の中のクリップは、金属で、
チタンなどの、錆びない材質の物だそうです。
今後年月をかけて、クリップの周りを脂肪やお肉が囲っていくそうですが、
基本的に、MRIは禁止。
これは覚えておかなくては。

・・・しかし、
もし、事故などで、意識不明で救急車で運ばれた時、
伝える事が出来ないぞ。
即MRIに突っ込まず、
まずはレントゲンか何かで、
体内に何か異物がないかを見てくれたりするのかな?
今度の検査で、先生に聞いてみよう。




これからも、新しい情報があったら書いていきます。