先日書いた

ちいさい頃いっしょにすごした 

おばあちゃんは

信心の人でした。


信じていたのは

新興宗教でもなく

江戸時代の檀家制度で

「はいっ。あなたのいえは

この宗派ね~。」


とわけられたフツーの伝統仏教でした。



でも おばあちゃんの資質(?)に

あってたのか 年とともに

真摯に信じていました。


深くピュアにしんじるようになった

決定的な体験は

おばあちゃんの神秘体験だったようです。


それは人魂(ひとだま)


ある夜 近所の道をあるいていたら


直径30cmくらいの青いおおきい光が

1mくらいの高さにうかんでいるのを

みたそうです。



こわかったので はしって逃げかえったそうです。



おばあちゃんはなにげなく話したのですが

そのころ小学生だった わたしにも

衝撃的でした。


だって その道って通学路( ̄□ ̄;)!!

通学路に人魂☆

やめて~~((>д<))

明日から とおれないじゃん~~(泣)




わたしもこわかったので

科学的にナニか説明できる現象だ。

とリクツっぽく 自分にいいきかせていました^^"




でも その体験はおばあちゃんにとっては 

決定的に霊的なことで

人魂=まよってる人がいる~

まよってるとゆ~ことは成仏していない。


極楽にいってない

極楽にいけない魂もあるのだ。

大変~~(((゜д゜;)))


とおもって 

ますます信じる人になったのでした。



といっても人になにか すすめたり

お説教したりとかはまったくなく

朝 晩 仏壇にごはんをあげて

手をあわせるくらい..。


あと法事のときなどで

近所のお寺のお坊さまのお話し(法話)を

きくのが楽しみなようでした。


そのせいか

長年 いっしょにいましたが

おばあちゃんから 

人の悪口や差別するような言葉や愚痴を

きいたことがなかったです。


いつも優しい言葉をつかってました。



いっしょにいたときは

お年寄りだから それが あたり前~。

人間 年をとると きっとそ~なるんだ~。


とおもってましたが

いまおもえば希有なことでした。



結局94歳まで生きて

長寿でした。



最期は体調をくずして入院したのですが

そのとき 親戚に

「もうちょっと生きたかったけど もう いくから。

もう いく。」


といったそうです。


親戚が

「おばあちゃん どこにいくの?」

ときくと

「極楽」

そういって 亡くなったそうです。




長寿を達成して

親しい人にかこまれて 

ベットの上で 安心して

旅立ちたい。

と願っても


なかなか死地はえらべない。


ねがったとおりに

往生した おばあちゃんは

信じてた仏さまのご加護があったのかな~。

とおもいました(。-人-。)