なんとか生き延びて!葛西臨海水族園でマグロを応援してきました。 | お出かけ大好き  みみみのごはん

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前回は、葛西臨海公園で水仙まつりが始まったという事で、綺麗なスイセンの様子をご紹介しました。

ただ、葛西臨海公園に行ったのには、もうひとつ目的があったんです。







今、応援したい生き物がいます。


ん?




どれだけ呼んでも…




二度と振り向いてくれなかった…。


いやいや、今回応援したいのは野生の猫ではなくて。






葛西臨海公園には、「葛西臨海水族園」という水族館があります。







1989年にオープンしたこの水族館の一番人気は、やはりマグロが回遊する2200tのドーナツ型の水槽。


他にもサメやペンギンなど、たくさんの生き物が展示され、東日本で一番人気のある水族館と言われているそうです。



ところが。


それは、2015年1月中旬のこと、突然その悲劇は始まりました。


大型水槽で飼育されていた、クロマグロ、スマ、ハガツオが突然次々と死んでしまったのです。


それまで159匹いた魚たちは、私が訪ねた24日の時点で、クロマグロ3匹、ハガツオ2匹の合計5匹にまで減ってしまいました。



大きな水槽に残された5匹を応援に行きたい!

というわけで、葛西臨海水族園へやってきたのでした。





入口に飾られた、背比べ用のマグロと、マグロスタンプ。







葛西臨海水族園のシンボルともいえるガラスのドームが見えてきました。





ここは噴水のような場所なんですが、見方によっては、このまま海へつながっているように見えました。

ヨットの帆のように見えるオブジェも素敵。


そして





あ、ネズミさん国のお城が。






しばらく行ってないなぁ…。

久しぶりに行ってみたいなぁ…。

混んでるんだろうなぁ…。




さてと。

水族園の中に入りますか。




灯台のような、チャペルのような。





水族園へは、エスカレーターを降りていきます。




降りた途端、イワシの群れとサメがお出迎え。







サメがイワシを食べちゃわないように、しっかりエサを与えているそうですよ。







近くにはボランティアの方がいらして、サメの卵や歯、サメ皮なんかを触らせてくれました。

サメ皮がざらざらなのは知っていたけれど、毛並?に沿って頭の方から撫でるのとサラサラなのにはびっくり。

それで水の抵抗を受けずに早く泳げるんですね。

実際に触ってみてわかることって楽しいな。



そして、「大洋の航海者 マグロ」水槽の前にやってきました。







今残っているのは、クロマグロ3匹とハガツオ2匹。

ここから見えるのは、ハガツオらしき姿だけ。







がらんとした水槽、みんな寂しそうに見ていました。


マグロはこちらまで泳いでこないみたいなので、また後で会いましょう。







大きな魚がいました。


ぬーん!




タマカイという魚で、ハタの仲間なんですって。

ここにいるのはまだ120センチだそうですが、2メートル以上になることもあるそうです…。




ちょっとほっとする明るい水槽。










マグロやカツオたちの事を考えて沈みがちな気持ちを、元気な姿で励ましてくれる魚たち。

ありがとよー。




妙に平べったくて顔の形が崖っぷちみたいな魚。

その名は「ルックダウン」。


見下ろすとか見下すという意味だそうですね。

この急角度にななめ顔のせいでついた名前?!




健康のために、小松菜を食べている魚たち。

やっぱり、やわらかい葉っぱの方が人気みたいです。



そして。



ついにマグロの水槽の前にやってきました。



私が行った24日現在でクロマグロ3匹になっていました。

もともとクロマグロは、69匹もいたのに…。


なぜ大量死したのか、一部ウイルスが発見されたという話もありますが、まだ原因は特定されていません




水槽には、エアーポンプのようなもので泡が出ていました。

通常は夜に、寝ぼけたマグロがガラスにぶつからないように出すもののようです。


弱ったマグロたちが、間違ってガラスにぶつかったりしないように出しっぱなしになっているのでしょうか。



とりあえず、クロマグロ3匹は元気なようでした。

本当はわからないけれど、元気に泳いでいるように見えました。


ひとまず安心。




今回、記事を書くためにいろいろ調べて、いくつかわかった事がありました。

一番ショックだったのは、この水槽の中では、マグロは産卵していなかったということ。


ということは、やっぱりすごいストレスだったという事なんでしょうか。

スタッフの方はきっとものすごく愛情を注いだのでしょうが、それでもやっぱり人間の為に連れてこられた魚たちは、とてもつらかったのかな。

ショックでした。


もちろん、今回の大量死の問題と直接関係あるかはわかりませんが、やっぱり魚たちにストレスを与えていることは確かなんですよね。






室内がとても暗いのと動きが早いのとで、ピンボケ写真ばかりでごめんなさい。













厳しい状況は続いているけれど、どうか生き延びて!

スタッフの方も、いろいろ調べてきっと最前の方法をとってくれているはず。


私は何もできないけれど、がんばれって大きな声で応援します。

がんばれーっっ!!



少し長くなってしまったので、今日はここまで。

次回は、ペンギンなどの様子や水族園でのランチもご紹介します。



2015年1月26日、残っていたハガツオが2匹とも死んでしまったと発表されました。

これでスマに続き、ハガツオも全滅。

残るはクロマグロ3匹だけになってしまいました。


どうか生き延びて!

応援しているからね!





最後までお付き合い頂きまして、ありがとうございました。


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