埼玉県春日部市に、「牛島の藤」という国の天然記念物のすごい藤があると知り、見に行ってきました。
聞けば最寄駅の名前も「藤の牛島」だというのですから、その歴史ある藤への期待も高まります。
東武野田線の「藤の牛島」駅です。
ここまで本当に遠かった…。
2時間かかりました。
ここから徒歩10分だそうなので、歩いて行きましょう!
立派な鯉のぼり!!
ふじちゃん…頭から藤の花はえてるし。
春日部市の花は「藤」だそうですね。
何の関係もないような看板もなぜか藤色。
他にも藤色の看板がありましたよ。
ずっと看板が出ているので道に迷う事はありません。
最後は、パチンコ屋さんの大きな駐車場をぬけると…
到着!!
なんとなく、オフシーズンのぶどう園みたいな造りが気になります。
そして、見えちゃったんですよね、門のあたりから藤棚が…。
あ、もう見頃過ぎてる…。
でもね、2時間もかけてやってきて、見頃過ぎているからって帰れないじゃないですか。
もしかして、裏側はまだ綺麗かもしれないし。
入園料1000円。
度胆を抜かれる金額です…だって見頃すぎてるし(心の声です)
まあ、とにかく入園しましょう。
そして、目の前に広がる樹齢1200年の藤!
撮影 2014.5.4
確かにすごい大木。
樹齢1200年以上の藤の木という貫録があります。
ものすごくがんばって、少しでもきれいに写るように撮りました。
でも、実際見た感じは、この五割減という感じです…残念。
実際は こんな感じ。
花がショリショリに茶色くなっているのが見えますか?
確かに、房の下の方には、まだこれから咲くであろう蕾がある花もあるんです。
でも、ほとんどの房が、2/3くらい茶色く枯れています。
これが全部きれいに咲いていたら、それはそれは素晴らしいでしょうね。
でも、ここで気付いたことがあります。
私はここを訪ねる前、ホームページの開花状況をチェックしていました。
「5/2 最高の状態になりました」とあったんです。
いくら前日が高温だったからって、1日でこんなにショリショリに枯れてしまうでしょうか。
疑念を抱くワタシでしたが、まあいつまでもそんな気持ちでいたのでは楽しめないと、1000円分を取り返す(笑)ような写真を撮るためにがんばりましたよ。
油断すると、房が茶色く写ってしまいます(ま、これが真実ですが(笑))
特に、日が当たっているとね。
次々とやってくるお客様は、みんな見ごろを過ぎていることにがっかり。
そうよね、そうよね。
期待値が高いだけに、がっかりするよね。
そして、藤の花がぱっとしないので、みんな綺麗に咲いているこっちで記念撮影。
シャクナゲですよね。
少し高くなっている所があったので、上がってみました。
やっぱりちょっと茶色いですね…。
つい、綺麗に咲いている花の方を撮ってしまう(笑)
たくさん来ていたおじいちゃんカメラマンも、みんなこっちを撮っていました…。
えーと、アヤメですかね?
ふぅ…。
何だか不完全燃焼ですが、がんばりました。
こういう事もあるんですね。
この藤園は、以前はお寺だったそうですが廃寺になり、今は個人で管理されているようです。
やはり、公的なものではないので管理も大変だろうと思います。
年に一度のこの時期に、一年分の費用を回収しなくてはならないのですから、1000円も仕方ないと思います。
でも、せめて見ごろを過ぎたら、500円くらいに減額してくれないかなぁ…と思いながら帰宅しました。
…ところが。
自宅へ戻り、ブログの準備のためにこちらの藤園のホームページを見た所、思わず声が出るほど驚きました。
なぜならそこには「5/4現在 良い状態を保っています」と書いてあったからです。
え?良い状態?
ほとんどが枯れているのに?
みんな記念撮影の場所にも困るくらい、見るからに見頃が過ぎているのに?
まず、これから見に行こうと思っている方に、ご忠告します。
2014年の見ごろは過ぎました。
これからお出かけになっても、1000円を支払う価値はありません。
来年、お出かけになった方が良いと思います。
まあ、もちろん感じ方はそれぞれだと思いますが、少なくとも今日のお客様たちはみんな「終わっちゃって残念」と口々に言っていました。
藤園のホームページを管理されている方の目では、「良い状態が保たれている」ように見えるのでしょうが、一般人の入場者には、「見ごろを過ぎた」としか思えません。
なので、ホームページの開花状況も信頼できません。
来年行かれる方も、そのあたりどうぞお気を付けを。
私はもう行きません!
怒っています!!
最後までお付き合い頂きまして、ありがとうございました。
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