スカイツリータウンにある水族館が「すみだ水族館」。
イルカショーなど派手な見世物がないのに、2000円の入場料が高いという声をよく聞きます。
大きな水族館を見る感覚でさらりと見てしまうと、あっという間に終わってしまうのは確か。
すみだ水族館が好きなワタシとしては、その声がさみしい…。
何とかみなさんに良い所を知ってもらいたいと思って、今回のブログを書いています。
すみだ水族館は、ひとつひとつを時間をかけて見る人向けの水族館だと思います。
例えば、クラゲが成体になるまでを段階別の水槽で展示しています。
飼育スタッフが近くにいるので、いろいろな話を聞く事ができます。
それは専門的な事だけではなく、「このクラゲは食べられますか?」とか、そんなチープな質問でも大丈夫。
ちゃんと答えてくれます。
ペンギンをすごく近くで見られます。
飼育員の方がそばにいるので、ペンギンに関する質問も何でもOK。
例えば
「あそこにいる、もさもさの毛のペンギンは病気?それともおばあちゃん?」
と、聞いてみました。
すると…
① これは「換羽」と言って、羽が生え変わること
② 10日くらいで生え変わるが、その間は飲まず食わず
③ そのために、直前はものすごく食べるので、めちゃくちゃ太る
④ 羽が完全に生え変わるまで、プールには入らないので、裏の部屋で過ごす
⑤ 新しい羽は、ものすごく水をはじいて気持ちよさそう
なんて事を教えてくれました。
ペンギンプールをお掃除しているところも見られます。
ブラシでゴシゴシしているおねえさんの周りでオロオロするペンギン(笑)
浮いている羽根などのごみをひとつひとつすくっている所。
上の方にいたお客様からの質問に答えるおにいさん。
掃除機的なもので、下に沈んだ排泄物や食べ残しなどを綺麗にするおねえさん。
仕事を終えたおねえさんが、ザパーっと上がってきて教えてくれました。
「ペンギンたちは好奇心旺盛何で、このホースとかものすごく興味を持つんですよ」
おねえさんがホースから離れると、たしかにペンギンたちが寄ってきました。
あー!
みんなでホースの端っこをくわえようとしてる!
あとは、ホースの下をわざとくぐって泳いでいたり、とっても楽しそうです。
エサやりも、見所の一つ。
食べさせたエサの数を記録するために、一羽ずつ名前を呼びながらのエサやり。
そのプロの技に感動したり。
ペンギンたちの必死な姿に思わず吹き出したり。
見所はペンギンだけではありません。
オットセイも。
具合でも悪いのかと思ったら、今、カノジョの中の流行の寝方なんですって(笑)
オットセイのエサやりタイムに出会ったら、場所はこの門の近くがおススメ
なぜなら、エサやりタイムの後半。
ここから外に出てきてくれるからです。
ぴちゃぴちゃと歩き回って、その水しぶきが飛んでくるくらい近くで見ることができます。
すごくかわいいです。
エサやりタイムのスケジュールなどは表示されていませんが、絶対に見たいという方は、事前に水族館に確認された方が良いと思います。
ちなみに私が行った日は、ペンギンのエサやりが 10時ごろと14時ごろ。
オットセイが、13時ごろに行われていました。
日によって変わるかもしれませんので、参考程度になさってください。
すみだ水族館に行ってみたいなと思ってもらいたくて、動画をつくりました。
以前も載せましたが、もう一度ぜひご覧くださいませ。
すみだ水族館動画はこちらから ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=d1jASf4fLCk
そして、今回は年間パスポートの特典をご紹介したいと思います。
すみだ水族館の入館料は、大人2000円、高校生1500円、小中学生1000円、幼児(3歳以上)600円です。
そして、年間パスポートは、その2回分です。
つまり大人は4000円ということです。
これは2回以上来られる…つまり東京近郊の方限定ですが、これは本当にお得です。
あっという間に元がとれますね。
そして今回、こんなものに参加してみました。
年間パスポート会員限定
「ウラすみだ」
これは、すみだ水族館の裏側に入れるいわゆる「バックヤードツアー」。
年パスさえ持っていれば、参加費は無料です。
一日2回 各5名様までなので、参加希望の方はお早めにご予約を。
申し込むと、こういう名札のようなものを渡されます。
集合の時は、これを首にかけますよ。
以前、大洗のアクアワールドでバックヤードツアーに参加したことがあるのですが、それほど大がかりなものではありません。
※アクアワールドの記事はこちらから ⇒ http://ameblo.jp/mimimisuke/entry-10679244817.html
大水槽横の、スタッフオンリーの扉からツアーは始まります。
残念ながら、この先は撮影禁止。
なので、文章だけでごめんなさい。
病院などのような無機質な通路の横には、出番を待つ小魚の水槽や、今展示中で空になった水槽が置かれています。
この先は大水槽の上につながっているとか、このカーテンを開けると、水槽があってお客さんと目が合ってしまうので、ぜったいにカーテンを開けないで!とか。
そんな話を聞きながらやってきたのは、エサの準備をするお部屋です。
そう、今回の「ウラすみだ」は、エサの準備をするお部屋を見学するというのが内容でした。
中に入ると、思ったよりも狭いキッチン。
もちろんバックには巨大な冷蔵庫や冷凍庫があるのですが、それをのぞくと、人がいる部分は、4畳半も無い感じです。
まず、冷蔵庫の中に入れて頂きました。
エサである魚が解凍されている所でした。
すみだ水族館のエサの魚は、冷凍したものを与えています。
それは、安定供給はもちろんですが、寄生虫などを殺すという役割もあるそうです。
ペンギンは形の崩れた魚は食べない事から、冷凍した魚は冷蔵庫でゆっくり解凍。
それから海水で溶かしていきます。
真水ですると、実が崩れてしまうんですって。
そして壁には、オットセイの名前などが書かれ、どれくらいのエサを与えるのかなどが細かく書かれていました。
最後は、冷凍庫に入り、-30度の世界をちょっとだけ味わってから、解散です。
短い時間でしたが、楽しかったです!
年パスをお持ちの方は、ぜひ参加してみて下さいね。
さて、すみだ水族館、いかがでしたか?
夏休みも終わり、少し館内が落ち着きました。
ゆっくり時間をかけて見ることができるチャンスです。
ぜひ、すみだ水族館へ遊びに来て下さいね。
最後までお付き合い頂きまして、ありがとうございました。
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