アリムタ7回目 | While there is life there is hope ~肺腺がんと母と家族の歩み~

While there is life there is hope ~肺腺がんと母と家族の歩み~

2008年8月、肺腺がんステージⅣと診断された母と、家族の歩みの記録です。

昨日は、母の通院の日で、7回目のアリムタ+カルボプラチンの点滴がありました。


点滴前の血液検査では、白血球も4400になっていたそうです。




「白血球が少ないのに、お母さんの場合は、全く体がだるくなったりしないみたいだね?」と聞くと、「今は調子はいいわよ。悪い時には、貧血みたいにフラフラするから、手すりをつかんで歩いていたりしたけどね。」と言っていました。


私は、点滴後3・4・5日目以外は、ほとんどだるさ・吐き気・食欲不振などないと思っていたので、その期間以外にもフラフラしたりすることもあるものとは知りませんでした。


検査結果を断片的にしか聞かないし、毎日表情を見ているわけではないし、数か月に1回しか会わないので、私の抱いているイメージと母の本当の体調というのは、ずれているのかもしれないなぁと思いました。


すごく我慢強い性格なので、家族に言っていないこともたくさんあるのだろうなぁと思います。


ちょくちょく会うことができれば、もっと色々察してあげられることもあり、できるサポートもあるのだろうなぁと思います。




私のブログの内容からも分かると思いますが、遠くにいると、病気のことをすっかり忘れて、呑気に楽しく遊びまわっている時間も多いです。一方、母や一緒に暮らす父は、常に病気と関わっています。精神的・体力的に大変なことだと思います。



私は、これから、さらに遠くへ行くわけですが、旦那さんと違って、行かないという選択もできるわけです。「大事な人が、人生において一番大変な時を過ごす時に、すぐにはかけつけられないところにいてもいいのだろうか。」と、いまだによく自問自答しています。


「結婚すると、やはり核となる家族を第一に生活を送るべきもので、もっとドライになって親離れすべきなのだろうか。」とも考えたりします。父や母は、「いってらっしゃい。」と不安な気持ちなど少しも口にしません。しっかり子離れできています。



同じような事をこれまで何回も書いたような気もします。優柔不断はなかなか直りません。