毎日蒸し暑い日が続きます。野外でお仕事されている
方は本当にご苦労様です。
私は相変わらず土地が出たと言えば西へ東へと車をとば
しては現地調査へ行っております。
そしてまずは四電（四国の場合は四国電力）さんへ事前
相談の依頼書を提出します。これはその場所で太陽光を
する場合、売電が可能な設備が整っているかどうかの
事前の判断をお願いする訳です。そして書類を提出し、
約２０日前後で回答書と担当の方から連絡が入ります。
つい二三日前も担当の方から私宛に連絡を頂きました。
そしてその担当が話す内容に思わず耳を疑ったのです。
その内容とは四電に対しての負担金３０００万円
払う事が必要だという事でした。
その時回答があった物件とは大きさで言うと２００ｋ。
工事代金にして約６０００万程かかる内容です。
当然そこに土地代金がプラスされるわけですから採算
ベースが合う筈がありません。ちなみに土地を購入
して始める場合は１００ｋあたり３５０万。坪単価
にして７０００円位が妥当だと思われます。
それに造成費もろもろを追加し、約１００００円にて
土地代を仕上げればいいそうです。
そうなるとその負担金がどうしても将来の利益を食って
しまう。２００ｋのソーラーなら２０年間でおおよそ工事
代の倍の１億２０００万は発電する。もう少し大きい規模
であればそれ程の問題ではありませんが、あまり面白くは
ないです。それでも節税を考えている企業さんなんかは
来年の３月で終わるグリーン投資減税を考えればやるか
もしれませんね。そんな事で今回２件の物件を見送る事
となりました。九州辺りはこの負担金が相当大きくなり、
工事が始められない物件も多々あるとか・・・
それと電力さんがもう一つ言ってましたが、変電所の
関係で受電が始まるのも１年先か２年先がお答えしかね
ますと冷たくあしらわれました。いよいよ太陽光バブル
も終わりを迎えるのでしょうか・・・
