一連の出来事③ 術後
術後の経過についてですが、ウィンストンはどうしても異物が気になる部類の犬に分類されるらしく、どうにかして糸を取り除こうとしていますが、現在は最大級のエリザベスカラーをつけて過ごしています。
手術当日は麻酔が切れると、患部が大変痛むらしく自分で体制を変えては「キャキャキャ~ン」と鳴いています。
当日と2日目は痛みでほぼ動けず、前足で後ろ足を引きずる形で移動していました。
傷口が膨れ上がり、周囲の肌も赤く爛れてきたので私は大変心配になり近くの病院に連れて行ったのですが、それは術後の症状としては一般的で、もっと悪化するかもしれませんがそのうち腫れも赤みも引いてくるから安心してくださいといわれ、今はすこし落ち着いています。
赤みはほぼ取れ、腫れもすこしずつではありますが引いてきてる感じです。
本人はやっぱり痒いらしく、エリザベスカラーを家中あちこちにぶつけては狂ったように走り回り痒さを紛らわしているようです。
エリザベスカラーに関しては初日は大変嫌がって、夜中ヒンヒン、キャンキャン言っていましたが2日目にはあきらめて、今では僕ちゃんを気取っています。
僕エリザベスカラーがでかすぎて自分でご飯食べれないから、かぁちゃん口まで持ってきてくれないと僕チンたべられなーい、って感じです。こっちは薬(抗生剤)をどうしても飲んでもらわないといけないので、うまく乗せられてます。
幸い最近は足取りもいつもどおりヒッパリ大魔王に戻り、マーキングもしたくてしょうがないけど、獣医さんに散歩はアスファルトだけです、しかも5分で終了です、といわれてしまっているので相当欲求不満のようです。
あとは数日後の抜糸に向けて、事故のないように心がけるのみです。
病気知らずのウィンストンが、まさか、このような病気にかかるとか想像だにしていませんでした。
しかしこのようなことを経験した今は、この病気を受け入れて、もし再発することがあっても根気強く立ち向かって、というか、気長に付き合って行こうと思ってます。
大好きなドッグランにはまだ当分はいけそうにないです。
9月か10月に完全復活を果たしたら、その時はみんなとまた楽しく遊べるといいなと思ってます。
今読み返すと、なんだか実況中継のような記事になってしまいました。
喉もと過ぎれば熱さ忘れるというように、私もあのときの不安感となんとも言えない気持ちは徐々に抜けてきてるように思います。
私もこの手術をしたときはとても不安で、インターネット上でいろいろな記事を読み漁っていました。
そんな時、実際に体験した飼い主さんの記事、元気に今10歳だよ!というような記事には大変勇気をもらいました。すこし大げさかもしれませんが、不安な誰かがこの記事を見つけたとき、自分だけじゃないよと思っていただければと思って、いちいち細かく実況中継をしてしまいました。
これからは可能な範囲で事後(経過)報告をしていければと思っています。
長々と最後まで読んでいただき有難うございました。