相葉くんの演技に耐えられない危険性があると心配してたんだけど、意外にも大丈夫だった!
というか、相葉くんと多部ちゃんが若すぎて、知識と技術がある医者に全く見えないというのがプチ問題。

最大の問題は、医療物なのにふざけすぎな事。
診察中に3時のおやつ食べるとかありえないし、仕事中にギャンブルやる医者がいたり、看護師がやたらどたばたしてるし、手術中に見学してる女性に気を取られてる医者やら・・・。
面白くしようとしてるのかもしれないけど、スベりまくってて全く笑えず!
この点は今後要改善だわ!



ドラマの舞台になってるのは、帝都大学医学部附属病院に新設された高度先端医療センター。
診療科ごとに別れていた先端医療を集約し、他の病院から受け入れを断られたような患者も治療してしまおうという画期的な試みで、マスコミもワンサと押し寄せる。
メンバーは各分野のスペシャリストで優秀なんだけど、変人といういか曲者というか・・・。

波多野は町医者出身で腕は確かだけど診療方法が個性的だし時間かかるしで大渋滞、橘歩美は救命医出身の脳神経外科医で無表情でストイック系、高木淳二は女性好きだけどちょいスベってる感じ、萩原雪代はギャンブル好き酒好きなオヤジ体質、副島雅臣は一見普通の医者っぽいけど、古牧利明は偏屈な研究医・・・。

そんな高度先端医療センターに今回来た患者は、宮本孝介(佐藤祐基)。
あっちこちの臓器にガンができていて、過去に心臓手術を受けてるため心臓が手術に耐えれないほど弱く、14の病院に断られたんだとか。

最初は受け入れに難色示すメンバーもいたんだけど、6人でカンファレンスを行って意見を出し合った結果、宮本を救う事ができる手術方法をあみだすことに成功!
保険対象外で700万もかかるらしいがね・・・。

手術中にさらにトラブルが発生したりもするんだけど、みんなで知恵を出し合い手術成功。
時間が足りない!ってなって、手術を諦めるべきだとかさんざんもめた結果、2つの腫瘍摘出手術を同時進行で行えばいい!っていう結論になったときは、ズッコケそうになったけどね。
そのくらい普通に思いつくでしょ!って(笑)



高度先端医療センターのメンバー全員が、なぜだか暗い過去をお持ちなようで(笑)

まずは波多野卓巳。
子供の頃(1985年)に何の病気かわからないけど手術を受けていて、右わき腹に今も手術痕が残ってて、手術してくれた人がセンター長かも?!
その時に病室にいた斉藤夫婦が、1997年にトンネル崩落事故で亡くなってて、卓巳の父が動揺していたあたりが、いまいち事情が飲みこめずだわ。
卓巳がセンター長を冷たい目で見つめたり、雑誌をくしゃくしゃにしてるのも謎。

次は橘歩美。
救命医として働いていた時に医療ミスで訴えられていて、現在裁判中。
学生時代(2003年)に家に警察がやってきて、母とともに警察に同行求められてる過去があり、今は名前を変えて生活しているらしい。
うーん、これは相当暗い過去になりそうだ・・・。

そして高木淳二。
過去(1997年)に女性患者にモルヒネ投与する回想があり、これまたヤバそうな感じ。
医療ミス?!それとも意図的に殺そうとしたとか?!
植物状態になった患者は生きてると言えるのかと歩美に問いかけてた場面があったから、この女性も植物状態だったのかな。

萩原雪代は、母親を医者に殺されたらしい。
本当に医療ミスとかで殺されたのか、殺されたと思いこんでるだけなのかはナゾ。

副島雅臣。
子供の頃(1991年)に右目の手術を受けて視力を回復。
画期的な手術方法だったらしく、おそらく治療費も高額だったらしく、副島は子供ながらに「将来医者になりたい。儲かるよね?」発言。
宮本の件でも、患者の命ほど儲かる職業はない発言をしていたし、金にガメツイタイプかと。
どうしてこーなっちゃったのだろうか?!

古牧利明。
やっと生まれた息子が亡くなり(2000年)、悲しみにくれたらしい。
明らかにお葬式済ませた後なのに「まだ死んでない!」発言は何を意味しているのだろーか?!



さっそく、歩美の過去の名前を知る記者が現れたし、どんどんみんなの過去が明るみになっていくストーリー展開かと。
それにしてもみんな暗い過去がありすぎて、陰鬱としかねない設定だなぁ。









☆キャスト☆
波多野卓巳(相葉雅紀・嵐):総合医
橘歩美(多部未華子):脳神経外科医
高木淳二(田辺誠一):心臓外科医で消化器内科医
萩原雪代(小池栄子):血液内科医
副島雅臣(北村有起哉):神経眼科医
時田真希(桜庭ななみ):看護師
鳴瀬哲司(髙嶋政宏):センター長
古牧利明(小日向文世)先端応用医学研究室教授で研究医
波多野邦夫(平田満):卓巳の父