ナイフとフォークイントロダクションナイフとフォーク
実際に存在する高校生レストラン「まごの店」をモデルに、料理人としては一流だが教師としては未熟者の新米臨時採用教師と、将来への夢や希望を持てない高校生たちが、ぶつかり合いながらも料理を通じて成長し、やがて「高校生レストラン」が生徒と社会を繋ぐ真の教育の場であることに気付いていく。


ナイフとフォークキャストナイフとフォーク
村木新吾(松岡昌宏):相河高校調理科の新任臨時教師。料理の腕は一流。
村木遥(吹石一恵):新吾の妹。新吾と父の仲を心配している。
坂本陽介(神木隆之介):調理クラブ部員で料理の腕は部内随一。
米本真衣(川島海荷):料理クラブ部員。陽介と幼馴染。
吉﨑文香(板谷由夏):相河高校教務主任。高校生レストランに否定的。
村木定俊(原田芳雄):新吾の父。住職。
岸野宏(伊藤英明):新吾の幼馴染で町役場職員。高校生レストランを考案。
岩瀬厚一(平田満):相河高校・校長。
佐藤圭作(河西健司):相河高校・教頭。
戸倉正也(金田明夫):相河町役場観光課・課長。高校生レストランを応援。
都甲仁美(柴本幸):相河町役場農林商工課・派遣員。高校生レストランで助手をする。

中村幸一(野村周平):料理クラブの部長。









ナイフとフォーク1話 ストーリーナイフとフォーク



新吾は勤めていた料亭を退職。
その後、幼馴染であり地元の相河町役場で働いている岸野の誘いで、相河高校の臨時教師になる。
町おこしのために、相河高校料理クラブの生徒達でレストランをオープンさせることになっていて、その料理クラブの顧問を担当するためだった。


レストランにいる料理クラブの生徒らに挨拶に行った新吾は、自己紹介も早々に生徒らに厳しい指摘をしていく。
換気扇や床の掃除がいき届いていない、調理器具が汚い、前髪が帽子から出ている・・・等々。
料理をするうえでの基本が、全くできていなかったのだ。

さらに、部内でも料理が得意でる陽介の揚げた天ぷらにダメ出しをし、左手ではなく右手で料理をするようにとアドバイス。

まずは掃除を始めようとする新吾だったが、一部の生徒から帰りたいと不満の声が出る。
新吾が、帰っていいが明日から来なくていいと厳しい口調で答えたため、料理クラブの生徒は一気に半分に減ってしまった。


オープンまで1ヶ月しかないため、相河町役場の戸倉は生徒が減ったことを不安に思っていた。
岸野は大丈夫だとなだめようとするが、戸倉に無事にオープンできなければ責任を取るようにと返される。
新吾は1ヶ月しかないのは時間的に難しいと考えるが、岸野はオープンは伸ばせないと答える。




陽介の実家は料理屋を営んでいて、閉店後のお店で、右手で包丁を使う練習をしていた。
陽介は新吾の事を「本物のにおいがする」と感じていて、新吾についていこうと決意していた。




教務主任である文香は、高校生がレストランを開くことに否定的。
なぜかと言うと、生徒が町おこしの客寄せパンダに使われてしまうのではないかと思っているからだった。


掃除をしたがらない生徒を退部させた事について、文香は新吾を非難。
教師であるなら、掃除をするように生徒を導くべきだというのが文香の意見だからだ。
新吾は新吾で、料理の事を全くわかっていないと、文香や校長・教頭らが話しているのを、まともに取り合おうとしない。




まずは基礎が大事と考える新吾は、生徒らにきゅうりの輪切りをさせる。
新吾に右手を使うように言われ、陽介は右手できゅうりを切り始めるが、すぐに手を切ってしまう。
真衣は危険だから左手を使わせて欲しいと新吾に訴えるが、陽介は大丈夫だと答える。
ひたすらきゅうりの輪切りを続けた。


オープン目前にきゅうりの輪切りだけをさせられたため、一部の生徒は新吾のやり方に疑問を持っていた。
陽介は、技術を学ぶために学校に入ったんだから頑張ろうとみんなに声をかける。




町役場や学校関係者がお客さんになり、お店のシュミレーションを行うことになった。
前日のきゅうりの輪切りから「ホール」と「厨房」に生徒を振り分け、ホール担当の生徒らは接客の練習を、厨房担当は「とろろうどん」の作る練習をする。
ただし、陽介だけはホールでも厨房でもなく、保留扱いになる。


シュミレーションの当日、新吾は陽介をだしをとる係に任命する。
お客さん役の人々がお店に入り、ホール担当がご案内し、とろろうどんを作って出す。
みんなおいしそうに食べてくれるが、新吾はみんながスープをほとんど飲んでいない事に気付く。
部長の幸一が、新吾の指示にないものを独断で追加してしまい、その結果生臭いスープになってしまっていたのだ。
新吾は勝手な事をした幸一を責めたてるが、校長や戸倉らは、高校生に本物の味までもとめてないのだからこれでいいんだと止められる。
さらに文香に、「あなたは教師ではないのか」と厳しい指摘をされてしまい、新吾はレストランを飛び出す。


新吾が立ち去った後、生徒たちは校長や戸倉らに、一流の料亭の味にする必要はないし大丈夫だと声をかけられるが、元気がなかった。
幸一は余計な事をした事をみんなに謝罪。
陽介はみんなに、リベンジをしようと声をかけ、だし汁を作り直し、新吾に味見をしてもらうことにする。


新吾は、文香に指摘された事で、自分が教師になるという自覚が薄かったことに気付かされていた。
そもそも高校生にお店を任せるのは無理だったのだと諦めようとし、そんな新吾を見た岸野は、新吾であればやってくれると思っていたのに、とガッカリしてしまう。


そこへ生徒らがだし汁を作りなおしたという連絡があったため、慌ててレストランに駆けつける。

作りなおしただし汁を飲んだ新吾は、やればできるとみんなを褒める。
だし汁を使って何かを作りたい、本物の味が作りたいと言う生徒らの言葉を受け、新吾は出し巻き卵の作り方を指導する。




町役場では、会議にてレストランのメニューを考えていた。
高度な技術が必要なメニューなため、岸野は異議を唱えようとするが、聞き入れられない。


~次週に続く~







ナイフとフォーク1話 感想ナイフとフォーク



予告見た感じだと、なにやら深刻なドラマか?と思ってたんだけど、見てみたら意外と違った(ノ゚ο゚)ノ
よりにもよって、怒鳴り合ってる場面ばかり集めて、予告作らなくてもいいのにねー。




とはいっても、新吾と対立する人が多すぎるわけで、ギスギスした雰囲気がしばらくは続きそうな感じ。


その1、料理クラブの一部の生徒。
やっぱあんな高圧的な態度だったら、生徒たちもうんざりしちゃうよね。
唯一新吾についていく決心をした陽介だけは、素直に話を聞こうとしてるけどね。
陽介がいなかったら、料理クラブの雰囲気は、救いようもないほどドンヨリしてたかもしれない・・・。


その2、教務主任の文香。
ザ教育者って感じで、生徒の教育上よろしくないからレストランに反対してるみたいなんだよね。
そして、教師として自覚も技術も一切ない新吾と、真っ向から対立。
文香の影響で新吾は教師として成長していくだろうし、文香も新吾に影響されて最後にはレストランに賛成してくれるようになるに違いない!


その3、戸倉ら相河町役場の人々
学校も生徒も完全無視で、町おこしの事しか考えてないからなぁ。
自分達の思い通りにならないと、「税金でできてるんだ!このレストランは!」的な発言・・・。
この敵が最も手ごわい敵であることに、間違いない( ̄□ ̄;)



料亭の料理レベルは求めていない、高校生レベルの料理で十分、高校生にしては頑張ったと言う教師や町役場の人々。
こんなの人に食べさせられる料理ではない!と新吾。
両者の完全真逆の言葉を聞いた生徒たちが出した結論は・・・「本物の味を作りたい」


料理クラブのみんなが、成長していく姿を見れるのが、楽しみだ!!


新吾が料亭をやめた理由が不明だったけど、次週明かされるみたい。
何なんだろうか・・・。




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