なんだか長く書いてしまったので

マニアックな方だけどうぞ。




昨年あたりから

モニョモニョ感じていたこと。






石けんについて。


石けんの会をしていながらなんですが…





手作り石けんはいい!

確かにいい。

一期一会の出来上がりで

思い想いのレシピ、

心を表現する色、

心地よい香り、

楽しいデザイン、

自分の手から生まれるもの、

攪拌時の瞑想的な感覚、

型入れ時の集中力、

余計な薬品を使わず

自然なグリセリンによる保湿。

そして

洗い流した時の水は24時間ほどで

微生物に分解される。



そう!確かにいい。

本当にいい!

アトピーの方や皮膚の弱い方にもいい!


自分で作れるっていうのも

肯定感につながって

嬉しい!





ただ…

少々、

最近、

「もっともっと感」が

お腹いっぱいな感じで…



新しい技法、新しいオプション、

新しい色、変わり種材料、

新しいデザイン、新しい道具…

次々と追われるような感覚。

→新しいものを生み出す

クリエーション的なことによる

経済発展はある程度必要だと認識している


SNSによる映え目的に寄っているふし。


材料のオイルが急激な値上がりをした。


オプション等を用意しても

使い切れるほど講座をしていない。

→これは自分の集客による問題





これらを感じている時に

微生物に生かされている不思議な

世界を改めて知ることになった。


そのタイムラインでは

石けんをあまり必要としていなかった。


なんなら

石けんが無くても食器だって綺麗に洗える。


洗濯のすすぎを1回?ってくらい

節水ができる。

災害時の洗濯でも少ない水でOK。


→しかしナチュラルクリーニングでは

すすぎが重要な為多くの水が必要。

重曹や石けんなどを洗濯物の量に応じて

調整が必要な上、色物にカスが付くこともある。



ハーブパウダーで洗髪すると

頭皮は柔らかく感じるし、

乾燥後はめっちゃサラサラだし、

抜け毛は少ないし、

毎日洗髪しなくても痒くならない。


→手作り石けんで洗髪した時と比べると

石けんの時は結構抜け毛があり、

毎日洗いたい感覚。

(個人的感覚)

排水溝に石けんカスも現れる。


手作り石けんでさえも

手に付いている微生物を洗い流してしまう。


→アルコール消毒をジャンジャカしている

現代社会は微生物をジャンジャカ無くしている

と言えるだろう。


微生物がいるからこそ

人間は生きていられるのですが。



今までこれがいいんじゃーー!と

思っていたモノ、コトに

ヒビが入ってきてしまった感じ。


そんな経験ありませんか?




右から左へ針が振れている感じ。

だからこの数ヶ月

石けんへの愛の軸がブレているのがわかる。


そんなブレブレな気持ちで

講座をしたくないって

モニョモニョしていました。


で、

最近はどちらもいいんじゃーー!と

言う気持ちに少しずつ変化中。


右側と左側の両極を知ってからのブレ。


両極を知り、少し経てば

真ん中の辺りに

ぷかぷかと浮いて居られるのではないだろうか。

極に寄りすぎず、

どっちもいいね♬で、

自分の意識を優先して

選択していきたいです。


選択肢が多いのは豊かであるのです。




手作り石けんを止めるつもりはない。

ただ今までと付き合い方が

変わっていくような予感。


ホルムズ海峡の件もあるので

今後さらに物流の変化が生じることも

あるだろう。




だからこそ

ゆったりと作ることに意識をしながら

大切に石けんを作っていたいと思って。







満月の日に

石けん作りに対する心の

モニョモニョ感を

まとまりなく

言語化してみました。

(投稿がずれちゃったけど)




この記事、

石けんのことなので

森のたねのブログにも

投稿しますね。