相変わらず はまり込んでいる歴史小説。

今回の 内容は 大村 益次郎が主役の話。


大好きな勝海舟も出てくる。(ちょこっと。)


長州藩の 百姓の息子として生を受け

親が 医者だったことから

医学の勉強を。当時は 蘭学書。


オランダ語を独学し

緒方洪庵の塾でメキメキ実力をつける。

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何が面白いって攘夷熱に狂った幕末に

冷静に 自分が 与えられた仕事を淡々と

行っている姿勢。(書き手の意図であるとおもいますが)




自分の実力が評価されなくても

「長州につくしたい」という信念で国へ帰る。



もちろんその後きちんと評価されるのですが。




彼の姿勢から 学ぶことは本当に多く。

まだ 2冊目を読み終えた だけですが


人間は噂や 経歴では 測れない。

人の ご縁によって 導かれる仕事を

ただ 黙々と すれば いい。



調子いいこと言っても おべんちゃら並べても

動いて 何事も成してみなければ

実力はわからない。




自己アピールは 大切ですが 

黙って仕事することも。大事かな。


花神  司馬遼太郎さんの作品です。