作・演出 宮藤官九郎
出演 松尾スズキ、宮﨑あおい、田辺誠一、荒川良々、宍戸美和公、
少路勇介、矢本悠馬、宮藤官九郎、岩松了
シアタードラマシティ 17日13:00開演 22列目。
あらすじ
前回から2年半も空いちゃいました。
なにがウーマンリブなのか正直分からなくなっています。
そしてこの顔ぶれ。
分からないなりに、なにか得体の知れない問題作が生まれそう。
「人はどこまで分かりあえるのか」
そんなシンプルなテーマで、ちょっとやってみます。
(大人計画HPより)
ウーマンリブ vol.12、「SAD SONG FOR UGLY DAUGHTER」。
この公演を観ようと決めた時は、宮崎あおいさん目当てだった気がしますが、
観始めてみると・・・・荒川良々さん、松尾スズキさん、岩松了さんに
ガッツリでしたね。(^_^;)
まぁ、席が22列目なんで、宮崎あおいさんの可愛さがここまでは
やってこないというか、そんな感じでした。
流石、クドカン!
って感じで面白かったです。
テンポも良かったかと。
「間」の取り方が、『今、ズレた?』って感じのところもありましたけど、
おそらく意図的に何だと思います。
それも含めて、大きく小さく笑いを取ってくるのが良かったです。
ストーリーのほうはどうなんでしょうね。(^_^;)
ラストはちょっと分からぬままに終わっちゃいました。
「友達の娘さんが撃たれました。」(岩松了さん)
「友達!」(田辺誠一さん)
ここで暗転。(終わり)
です。
(確か、こうだったかと)
で、この記事を書く前に既にこの公演を観た方の感想記事を
幾つか読んでみて納得。
あぁ、そう言うことだったのかぁ~、と。
パンフのクドカンの挨拶にある、
「そう簡単に原点には回帰できないものなんですね。」
ここにかかって来てるのか、と。
まぁ、実際にそうなのかどうかは知りませんが、
勝手に「深み」を感じています、今は。
「今は」って書いたのは、多分、
私が観た回のお客さんの多くは、???で会場を後にしたと思うんですよ。
私もその一人ですし。
笑って楽しかったけど、
ストーリー的には何が言いたかったんだろう?ってね。
だからダブルコールにならなかったんだろうなって。
勿体ないぞ、クドカン!
(と言うよりかは、そこまで読み取れなかったこっちのせいか?)