輪廻 -リンネ- | 独り言集

独り言集

大半が観劇記です。
内容はネタバレ気にしてませんので注意して下さい。趣くままです。
その他についても趣くままです。

作・演出 空山知永

出演   富永裕美、卯津羅亜希、星本恵李、山田友香、空山知永、津田佳美、

      作畠杏奈、竹内健司、明石絵理香、谷村香奈、川端麻葉、細野江美、

      大西絵梨花、林田あゆみ、金尾早絵、和田明日香、 

      加藤瑞希(演技倶楽部スペース)、青木柚衣(演技倶楽部スペース)、

      富田亜沙子(茂組)、谷澤恵理、岡田由紀

特別出演 飛山真利子(劇団破戒オー!!!)

バックダンサー 斉藤友紀、児島摩弥、塩田大盟、杉野香奈恵、豊島明子、

           十倉志帆、小林彩香、岡田由紀、丸田明章代


一心寺シアター倶楽 29日15:00開演 自由席(センター通路沿いの席で観劇)。


あらすじ

ここは地図からも排除された小さな国。


王の一周忌を機に、もう一度昔の様に、国の繁栄を目指し、集まった人々。


偉大だった王の娘『イヴ』を中心に物語は進んでいく。


世界地図、救世主、愛する気持ち、自信、犠牲、会いたい、

苦しい、夢、奇跡、無限の可能性・・・・。


全てが結びついた時、輪をかき繰り返す、一つの転生が始まる―。


『神様、どうかお願いです。生まれ変わったら、また、みんなに出会わせて下さい…』

(劇団HPより)












劇団空組 第十回公演、「輪廻 -リンネ-」。











昼観劇後、すぐに一心寺シアターへ。

一心寺シアターへは16時数分前に到着。

この時点で長蛇の列。

隣のお堂で一息入れようと思ったら、お堂の開館は16時までだそうで。

(お堂って言うのかな)

仕方なしに列に並ぼうと思ったけど・・・・一服。(^_^;)

その間も次から次へと人が来る。

ゆっくりとしていたら整理番号がやばそうだったので並んだけど・・・・、

時すでに遅し・・・・な感じで、69番。

まぁ、それでもセンター通路沿いの席をゲット!


今回公演で動員数1000人が目標だったそうですが、

な、なんと約1200人動員!!

(正確には確か、1170人くらいだったかな?)

全5回だから、平均1回に240人。


凄い!

(のかな?)(^_^;)


物販では過去公演のDVDと今回公演用のプロマイドが多数。

1つ500円だったの過去公演のDVDは全て購入。



さて、本題。


劇団空組ファン歴は昨年の「月の王子」以来なので、正味2年もない。

だから、そんな私が言うのも何なんですが、この「輪廻」、

これまでの彼女たちの軌跡であり、

今の彼女たちであり、これからの彼女たちそのまんまを凝縮してある。


劇団空組が本公演後どうなるのか。

既に観劇された方のブログでの記事を読んじゃっていたので、

知っていましたが、それでも泣かずにはいられなかったです。

(始まって30分経つか経たないかでもう泣いてましたよ)


たった2年なんですけどね、彼女たちと出会って。


最終的には何名か抜ける形で「劇団空組」は残るんですが、

こみ上げるものを抑えきれませんでした。


なんて言うか・・・・ピュアなんですかね、彼女たちは。

半端ないピュアさ。

9.5回公演の感想記事でも書きましたけど、

楽しんでもらおう!って気持ちが凄く伝わってくる。

(もちろん、その前に彼女たちが楽しめないといけませんが)

1つの区切りなんでぶっちゃけて言いますが、

個人的には技術的にはもう1つ欲しいところです。

(ぶっちゃけ過ぎか?)

(色々観てるから、目が肥えちゃってますかね、私)

でもね、その前に必要なのはハートなんですよね。

この部分はどこにも負けてない。

そう思います。


そんな彼女たちが今回公演で自分たちをさらけ出したって感じなのかな。

さらけ出すっていうか・・・・全てを見せるっていうか。

ここまで歩んできた道。

決して楽しいことばかりじゃない。

苦しんだり、悩んだり、怒ったり、悲しんだり・・・・。

まぁ、色んなことがあったんだけど、揺るがないものがあって、

それが今回、「輪廻」という形で見せてくれた。

そんな感じ。(^_^;)


で、作品的にはよくこれを彼女たちはやるなぁって思います。

先にも書きましたが、明らかに彼女たち自身のことだよね。

「似せた」って感じでもないと思うんですよね。

特に前半は。

絶対に頭の中をこれまでの7年間が駆け巡ってる気がするんですけどね。

それでもやりきる強さと言うか、

見に来てくれた人達を楽しませようとするピュアさと言うか、

そこは素晴らしいです。

後半はストーリーを前面に出してきて、

歌あり、ダンスあり、ミュージカル「風」ありで尚楽し、です。(^O^)

ラストはイヴ以外全員死にますが、ここも良くやるなぁ、と。

このシーンにも彼女たちの想いが込められているんでしょうけど、

(「輪廻」に絡めてのことがね)

何も全員死なせなくてもって思います。

なのに死なせるシーンを入れるってのは、

彼女たちの強さの現れと言うか、なんというか。

凄いです。

(凄惨なシーンだったとかという意味での「凄い」ではないです)

(彼女たちの半端ない心の「強さ」が「凄い」のです)


まぁ、個人的にそう感じ取っただけで実際のところは知りませんが。(^_^;)


空山知永さんが口が聞けないって設定でしたが、

こう設定した理由ってなんなんだろう?

ちょっと気になります。


勝手に想像を膨らませると、

セリフのある役だと空山知永さんは最後まで「役」を

やり切れなかったんじゃないの?

なんて。(^_^;)



劇団は存続ですが、劇団員は減る・・・・。

寂しいですね・・・・。

そういう方に朗報。

(パンフに書いてあるけどね)

6月4日16時から21時と5日11時から16時。

シアターカフェnyanにて感謝イベント開催。

今回公演も観た方も、これまで1度でも劇団空組公演を観た方も

お時間あれば。


で、客演情報。

「ブラックコメディ」。

8月1日から31日までのロングラン公演を

シアターカフェnyanにて。

詳細は、http://dreamunite-ensemble.com  にて。

これってダブルキャスト、トリプルキャスト?

だとすれば、どの方がどの回に出るのかな?

分かるとチケットが取りやすいんですが。(^_^;)

近いうちに問い合わせてみるかな。














・・・・皆さんに出会えた巡りあわせに感謝します。





(あぁ、プロマイドを買っておけば良かったなぁ・・・・)





(追記)

良くアンケートの最後に、「また、来ます。」って書きます。

前にも書きましたが、私の中では最上級の讃辞です。

(誰がどう見ても、そうは受け取れないでしょうが)

今回はこれが書けないんじゃないのかなって思ってましたが、書けました。

嬉しかったです。

今後も書き続けられますように。