作・演出 早川康介(劇団ガバメンツ)
出演 石井テル子(MicroToMacro/ステージタイガー)、一明一人、
西岡裕子(en:en)、西原希蓉美(曖昧code)、平尾なつみ(イズム)、
三原悠里(アートキャップ/A-trainEntertainmentJr.)、
宮脇玲香(ババロワーズ)、村上泰子(atelierTHANK-X【s】)、
吉田裕美(吉田商店)
一心寺シアター倶楽 9日15:00開演 自由席(中央通路のそば)。
あらすじ
12Fの催事場。
立ちっぱなしの30代。
しゃべりっぱなしの8時間。
1歩も動けない女たちの可笑しくも哀しくも楽しい人生。
「DOOR」
大阪の片隅でアラサー・アラフォー女子の明日を、
ほんのちょっとだけ元気にしたい。プロジェクトが開始しました。
DOORプロデュース①、「マネキン」。
一心寺シアターにはいつも天王寺で下車して向かうが、
今日は1つ手前の駅で下車して歩く。
一心寺シアターに行くには恵美須町下車もあるけど、
どの駅からも「徒歩8分」とな。
どのルートも運賃は変わらんので、
人気(ひとけ)の少ないルートで今回は行ってみた。
会場には受付開始後に到着。
名前を名乗ってチケットをもらうと・・・・80番台。
ありゃりゃ・・・・。
でも、ロビーには20名くらいか。
ラッキーっと思った通りに60人くらいをすっ飛ばして入場。
席は最近一心寺シアターでは指定席になりつつある、
中央通路に面した上側のセンターをゲット。
この席は足が投げだせるので楽チンなんですよね。
「マネキン」。
以前、NHKのとある番組にリンクスの宣伝で
5分程の芝居があったのを覚えている方がいると思うのですが、
てっきり、あんな感じの内容かと思ってました。
が、実際は違ってました。
売り場の売り子さんって言えば、ピンと来ますかね?
(案内係と言うか、整理係と言うか)
で、この公演の主旨(?)なのかな?と思う、
「女子の明日が少しだけ元気になれる・・・」なんですが、
このネーミングは良いのかな?
女性自身、その職業に就いている方が
自分たちのことを例えて口にしているなら別に良いんですけど、
どうなんだろう、良いのかなぁって感じです。
北海道では有名なスイーツが期間限定で地元の百貨店にやってきた。
当然、女性客は並びにやってくる。
混乱を避けるために、売り子さんが大勢配されることとなった。
純子(平尾なつみ)、五月(宮脇玲香)、常呂多緒(西岡裕子)の
売り子仲良し三人組とスイーツの列に並んだお客さんとの
何気ない(?)とある一日の物語。
かな?(^_^;)
で、どうなんでしょうね、この作品。
「女性の明日が少し元気になってほしい。」
そんな想いから始まったそうなんですが、・・・・。
女性にはそう、しっかりと映っているんでしょうね、多分。
男性の私からすると・・・・何ともですね。
(すいません)
起伏が無い訳ではないが、穏やか~って感じでした。
一応、旦那を寝取られたバツイチ売り子と
スイーツ目当ての列に並ぶ旦那を寝取った女性。
母親と年頃の娘。
「さくら」で並ぶ女性とその女性と不倫関係にある男性店員。
ここら辺で波はあるんですが・・・・。
今一つ、盛り上がらない気持ち・・・・でした。
女性目線でないと気付かない、この作品の「良さ」があったんでしょう。
そういうことにさせて下さい。
なんて言いながらも、睡魔に襲われずに観劇出来たのは
ちゃんと感じ取れてはいないけど、終始惹きつける「何か」があったかと。
ダンスシーンがありましたが、ここが面白い。(^O^)
結構激しいほうになるのかな?
なので、最初のほうと最後のほうで流石に「歳」か?なんて。(^_^;)
揃っているのが崩れていく様は楽しめる。
(嫌な奴だなぁ、私って)
まぁ、そこも「演技」なのかもしれませんが。