ローヤの休日 | 独り言集

独り言集

大半が観劇記です。
内容はネタバレ気にしてませんので注意して下さい。趣くままです。
その他についても趣くままです。

作・演出 柿ノ木タケヲ

出演   西川康太郎、石黒圭一郎、鈴木ハルニ、伊藤今人、中山貴裕、

      渡辺毅(以上、ゲキバカ)、加藤靖久(AND ENDLESS)


in-dependent theatre 1st 4日19:30開演 自由席(補助席端っこ)。


あらすじ

監獄からの脱走劇。


主人公の山崎は死刑が確定し、

いつ行われるともしれない自らの処刑におびえる日々を送っていた。


話し相手は見回りの看守だけ。

あとは己の犯した罪への自問自答を繰り返しながら孤独に耐えていた。


そんなある日、突如、

かつての窃盗団の仲間たち(投獄されるきかっけとなった事件に関わっている)が

山崎と同じ房に移されて、共に暮らすことになる。

一癖も二癖もある個性的な仲間との、束の間と思われる再開を喜ぶ一同。


数日後、メンバーの一人が脱走話を持ち掛ける。

「たかだか数件の窃盗で、死刑にされちまうのはオカシイ!」 ――

そう、ただの窃盗だったはずだ。


―― 脱走計画は、食堂からくすねたスプーンで壁に穴を掘るという、

途方もなくずさんなものだが、一同は自由を求めて穴を掘る。


そしてついに山崎は穴の先に光を見る――。

闇の先にある真実の光を。


果たして、山崎が見た真実とは何なのか?

(劇団HPより)










ゲキバカ 2011年春の三都市巡業、「ローヤの休日」。










定時にあがれて、ちょっとブログ巡りしたら、

今日までゲキバカさんがやっているのを知り、劇場に即行電話。

「当日券、あるよ。」ってことだったので、ゴー!

で、1時間近く外で待つ・・・・寒い・・・・。

「立ち見になりますけど。」だったけど、補助席に。

案内された席について前を見ると・・・・あらら、テノヒラさん御一行。

しかも、めっちゃえぇ席で。

パンフを見ると、スペシャルサンクスに名を連ねてる。

なるほどね。

となると、ストーンエイジさんは?

ストーンエイジの方は隅っこでなのに。(^_^;)

劇団大穴のあの方はもしかして立ち見かな?



まぁ、それはそれとして、本題。



「チーン」。


最初のこれで、あぁ、死んでますね、貴方達は。


「ブレーキ」。


あぁ、貴方は裏切ったのね。(欲にかられたと言ったほうが正解か)


看守が死刑制度廃止の署名活動。


あぁ、死刑にならずに済むのね。

でも、貴方は死ぬんでしょうね。


って感じで先が読めたにも関わらず、

補助席、背もたれなしの丸椅子であったにも関わらず、

退屈せず、集中力が途切れず、お尻も痛くならず。


サイコー!!(^O^)


で、これ女囚バージョンが観たいです。(^_^;)

(また、エロ親父ですね)

あのシーンとか・・・・どうなるん?


で、観てて思ったのですが、美輪明宏さんのことを

少しでも知っているともう少し楽しめたのかな?


で、「良心」ってセリフが一か所ありましたが、・・・・引っ掛かるぅ~。


で、このまんまじゃなくても良いんですが、

似たような作品を関西の劇団がやると湿っぽくなるのかな?

(まぁ、なんとなくそんな気が)

劇団HPを見ると、


『あらすじを読むと、まるでシリアスな話のようですが、

そこは一筋縄ではいかないのが柿ノ木タケヲの世界。
過ちを犯した主人公の苦悩と葛藤を、あくまで軽快でテンポある演出、

ダンスなどを織り交ぜながら描く、

「わかりやすいのに奥深い王道エンターテイメント」を身上とする

ゲキバカの代表作です。』


とある。

まぁ、勝手なイメージですが、ここまで「エンターテイメント」を

盛り込まないとお客さんが来ないのかなぁ関東は、と。

エンターテイメントの部分を抜くと、多分私は泣いちゃっていたかと。

でも、泣かせない作りで、かつ苦悩と葛藤は見せてた。


すんばらしぃぞー、だね。(^O^)


アンケート書いたけど、誰に渡していいのか分からなかったので、

持って帰ってきた。


『また来るなら、また来ます。』


もう、何様や、お前!だね。(^_^;)